二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: PS わたしの旅 【連載UP】 ( No.24 )
日時: 2009/12/29 17:34
名前: 桜庭 ◆ir0FRmG1cA (ID: FuKHJlgI)

第77話 つながれつながる

エーフィが戦闘態勢に入るとばあさんが狙ったかのように
ニヤリと笑った

「そのエーフィ、腰が甘いようじゃな」
「え? ど、どうゆう意味?」
「いけ、ピジョット」

ピジョー!と台風が起きそうなくらいの羽ばたきをしながら
現れたのは通常よりも大きいピジョット

「このピジョットはカイリュー並の速さだ、お主のエーフィはちと
スピードが足りんと見たからな、ほれいけ!」
「ピッジョー!!」

ピジョットの速さはばあさんにも見えているのか分からないくらいの速さだった

「フィ!?」
「フィーちゃん!?」

不意にエーフィの後ろから風起こしが決まった
勿論エーフィは気付くわけでもなく地面に激突をする

「む〜〜、反撃! したいトコだけど…相手が早すぎるし」
「しょうがないの、考えがまとまるまでしばらく待ってやろう」

マイの頭の中にはこうゆう方程式が出来ていた
すばやさがある=目に見えない
目に見えない→見えるようにする
つまりフィールドがデカくては困る……そして考えたのが

「フィーちゃん、今がチャンスだよ! ピジョットを巻き込んでの‘神秘の守り‘!」
「何をいっちょる……逆に……そうか!」

通常よりデカいサイズのピジョットはエーフィの作り出した神秘の守りに囲まれ
翼が折れ、上手く羽ばたけない状態になっている
そして考えたのが

「新技! ‘神秘の守りで囲っちゃうよ作戦‘だよ!」
「フィー!!!」

エーフィはさっきはよくもやったな!という怒り目で睨んでいる
そしてそのまま

「‘サイケ光線‘!!!」
「フィーーーッ!!」

至近距離からのサイケ光線を食らうとその場にバタリ、と倒れこんでしまった
つまり

「…勝った!! やったァ!!」
「フィー!」

満足そうに頷くばあさんとゴールドも柵に寄りかかりマイに声をかけた

「やったな、マイ!」
「うん!」

(よし、次はそのロコンじゃ)
(よーし! 頑張るぞー)