二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師-光影の少女-「建て直し」 ( No.2 )
日時: 2009/12/30 11:53
名前: 椿薔薇 (ID: uUM3T3.W)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14662

第一話「始まり」
とある田舎行きの列車のなか、ひときわ目立つその兄弟は列車の客の視線を浴びていた。

「こんなド田舎にてがかりなんてあるのか?」
そんな視線をきにすることもなく少年は言った。

少年の名はエドワードエルリック。金髪金眼に真っ赤のコートを着た見るからに背が小さい…(だれが豆粒ドちびかっ!!)こんななりでも国家錬金術師。
−鋼の錬金術師−の二つ名を持ち有名である。

「兄さんが片っ端から手がかり集めに行こうっていったんでしょ?」
地図を開きながら大きな鎧の…声は少年は言った。

そんな鎧の彼はアルフォンスエルリック。
エドワードの弟だ。とても目立つ大きな鎧にいろんな意味で目立つ国家錬金術師。

この兄弟はある禁忌を犯してしまった…錬金術の禁忌である人体練成を行ったのだ。

練成は失敗、アルフォンスは全てを奪われエドワードは右腕を持っていかれた。だがエドワードはアルフォンスを再度練成し魂だけを戻すことが出来た、それを鎧に定着させた、エドワードはアルフォンスの練成で
左足も持っていかれてしまう。

そして今。エドワードはオートメイルをつけている。そして分かるように鎧がアルフォンスだ…彼らは「賢者の石」という石で身体をもとにするため旅をつづけているのだ。

「そうだけどよぉ〜…」
「ここ、マムア村。」
アルフォンス(以降アル)は地図を指差した

「小さい村でありながらここ出身の国家錬金術師は多くいる・・・ってか」
「うん。大佐がそういってたんだし、行ってみる価値はあるって。」
「まぁ、とりあえず片っ端に。だもんな」
兄弟は立ち上がった、この小さなむら「マムア村」に向かう為。

列車から降りると民家が場所ばしょに立っていた。そして見上げると綺麗な白い教会が・・・