二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師-光影の少女 ( No.27 )
日時: 2010/01/07 12:18
名前: 椿薔薇 (ID: hap96gvm)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14942

第一七話「勧誘」

その後エドは投げられた洗面器とタオル片手に風呂にかけていった。

アルは、ノープルは仕事がある。と自らの部屋に消えてしまったため残されたアムールとあの部屋に向かった。

「そうだ、アムール…国家錬金術師の勧誘どうするの?」
勧誘の手紙を見てアルは聞く

「…どうしよう、でも私国家錬金術師になれるような力持ってないと思うんだ。どうせ落ちちゃうでしょ」
苦笑いをしながらアムールは座り込んだ

「でもアムールも錬成陣無でできるんだよね?」
真理をみているならできるはずだ。
エド達の師匠であるイズミも人体錬成を行い錬成陣無での錬金術発動ができるようになった。

「うん、まぁ…一応は一回でも挨拶に行ってみようかなぁ…アル達大佐さんのとことか行く?」
一人では行きづらいようだ

「うーん…大佐に会いに行くため。では行かないな、兄さんが…ね。でもセントラルにはいくと思うよ?」
[はは…]と笑いアルは提案した

「一緒に行ってもいいかな?一人で都会に行ったことないからわからないし…」

      バタン〈ドア開く〉
「おーいアムール出たぞ!」
エドがナイスタイミングで戻ってきた

「兄さん!アムールが大佐に挨拶に行きたいんだって。セントラル連れていっても大丈夫だよね!」
アムールが立ちあがってお辞儀をした

「国家錬金術師になるのか!?」

驚いたように聞く

「いや…まだわからないけど、話とかしてみれば何か変わるかなって…」
笑顔で言い勧誘の手紙を胸の前に出した

「いいんじゃないか?リゼンブールからそのまま行くか、ノープルにも話して」

「うん!ありがとう、お姉ちゃんに言ってくる!!」
走っていってしまう

その笑顔からは悲しみは見受けられない。

笑顔には偽りというものもある。そんなことを

禁忌は錬金術は作ってしまった…

二人の姉が目指した幸せの錬金術

それが実現するのはいつになるのだろう。。。