二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ my Wish[立て直す] ( No.18 )
日時: 2009/12/31 16:51
名前: 月音 ◆K7F//gj7Ps (ID: ixDFu4/i)
参照: その鈴の音、「鎮めの鈴」

#08 謎の2人


「ど・・・ゆこと・・・?」

さっきの鈴の音が鳴った途端、ポケモン達は我に帰ったかのように帰っていった
まるで、あの「穏やかな弾丸」に囲まれたときのように・・・


「大丈夫? そこの2人」
「あっちのほうが大丈夫じゃなさそうだけど・・・」

後ろから現れたのは、茶色の髪と緑の瞳の女の子と男の子だった

「あ・・・はい」
「・・・さっきの、あなた達が・・・?」
「あー・・・。まぁ、ね。でも内緒にしてね」

女の子は、女の私でもドキッとくるようなウインクをして言った

「うん。判った」

レッドは全然気にしてないけど・・・。


「姉さん。あっちにもまだ居るよ」
「そう、じゃぁ・・・ルビー」
『えぇ』

女の子は、ボールからルビーと名づけたエーフィをだした

「クロ、お願いね」
『・・・あぁ』
男の子も、クロという名のブラッキーをだした
でもルナと性格全然違う・・・
そして、2人は向こうのカフェの所にいった

「・・・。って、あっちにユウト達いる! 俺たちも行こうぜ!」
「あ、うん!」

そして、私達もそこへと走った




「・・・けが人・・・ゼロ?」
「みたいだね・・・。でも何で・・・」

私達がそこに着いたとき、二人は呆然と・・・てか、唖然としていた
窓ガラスは派手に割れているのに、けが人が居ないからだ

ユウトだ・・・


「ま、まぁ、良かったよ!けが人居なくて、ね? “結城”」
「え? あ、そうだね。“結花姉さん”」
『ふぅ・・・』
『出てきただけ無駄か・・・』



「流石・・・。ユウトだな・・・」
「そうだね・・・」
「あ、ユウナ! レッド!」

私達は、ユウトの事をちょっと感心してたとき、ユウトが私達に気付いたらしく、こちらに寄ってきた

「大丈夫だったか? ユウナ。暴走ポケモン達とか・・・」
「うん。アノ子たちが助けてくれたから・・・」

私は、指をさして、ユウトは指の指すほうに向いた

「・・・ふーん・・・」
「? 如何したの?」
「いや・・・。なんつーか・・・どっかで・・・」

ユウトは、頭をかきながら唸っていた


「じっちゃんの知り合いの孫とかだったかな・・・」
「あー・・・なるほどねー・・・」





「姉さん、気付いてるでしょ。本当は」
「えぇ、けが人ゼロのわけ・・・。流石、“神崎家のご子息”ね・・・」
「そして、ユウナちゃん。でしょ?」
「そーね・・・。てか、どーしてきちゃったのかねー・・・。来ない方が幸せだったかもなのに・・・」
「仕方ないよ。そしたらアノ人たちに悪いじゃないか」


続く