二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜Light〜FINAL FANTASY XIII ( No.4 )
日時: 2010/01/01 17:51
名前: 沙紀 ◆7/Kp.DKOrE (ID: RAGGUceS)

第二話(筆者目線)

ライトニング達は、目的のルシがいるサンレス水郷にいた。

スノウが不安そうに聞く。

「本当にここにいるのか?捕まったら終わりだぜ??」

「いる。」

大真面目に答えるライトニングに、スノウも言い返せなかった。

端の洞窟に着いた。

「この中だろう。人気がある」

「どんな奴なんだろうな・・・楽しみだぜ!」

スノウのノリを無視して、中に入っていく。

コツン・・・

足音が暗闇に響く。

しばらく歩くと、泉に着いた。

側に、水色の髪色の人物がいた。

「あなたが———ルシ?」

ライトニングが問うと、ルシが振り向いた。

「久しぶり。———ファロン軍曹」

「———アリシア!?」

とっさにライトニングが言った。

「アリシアって、俺たちと同じコクーンのファルシの?」

スノウが言う。

「元、義姉さんと同じくらいの高官だったんだよな」

アリシアと呼ばれた人物は、水色の髪をサイドテールにして、青い眼をしていた。

「アリシアがルシに?」

「ええ」

「刻印を……見せてくれるか?」

アリシアは、両腕につけた浴衣の様に袖が開いたアームウォーマーを右だけ捲り上げ、二の腕に刻まれた刻印を見せた。

「赤と青の模様……?」

ひょいっとスノウが割り込む。

「その色って確か、特別なクリスタルの色じゃなかったか?」

「特別なクリスタル?」

なんでそんな事知っているのかという目でスノウを見る。

「前に本で読んだんだ。赤と青のすごい色彩のクリスタル。…そういえば、もう使命分か

ってるんだろ?」

スノウがわざと話題をそらす。

「私の使命は———『他のパルスのルシと共に戦い、共に戦ったルシ全員の使命を果たす

のを手伝う』っていう使命」

「俺たちと戦う———?」

スノウが聞くと、ライトニングが説明した。

「つまり———私達が一人でも使命を果たせなかったら、シ骸になる、という事か」

アリシアはうなずくと、なんだか騒がしいもう一方の入り口を見て言った。

「私達が居るのがばれたみたいだ。———早くしないとPSIKOM兵が来る」