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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻伝説【イナズマイレブン】 ( No.38 )
- 日時: 2010/01/07 13:18
- 名前: くろーばー (ID: SLKx/CAW)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12354
第6話 500年前の謎
「どう思う、豪炎寺」
円堂が豪炎寺に聞いた。
豪炎寺は考え込むような表情だ。
「……わからない。そもそも『雷門』ってなんだ」
「鬼道、これって何時代の話かわかるか?」
「えっと、南蛮貿易をしていた時代って
書いてあるぞ。安土桃山時代あたりか?」
「じゃあ、その頃から雷門中があったってこと!?」
「そんなわけないだろ」
「……だよな」
円堂は考えた。考えたが、全くわからない。
究極奥義を習得するより難しいかもしれないと、
円堂は思った。
鬼道も黙って考えてみた。
雷門という場所は雷が落ちやすいのかもしれない。
そこに行けるのは、神が認めた2人の女子のみ。
その証拠として、雷除けの宝玉が必要ということ
なのか。
しかし、そんな危険な場所に何があるっていうのか。
そもそも神というものの存在自体、わからない。
古墳時代の伝説か?これは。
雷除けの宝玉は、単なる証拠とかではなく、
お守りだったのかもしれない。
だが、これは安土桃山時代の記録……
遠い昔から語り継がれてきた話なのだろうか。
それに、何故今それが必要なのだろうか。
今回の誘拐事件と、一体何の関係が……
「鬼道、これ」
名前を呼ばれて、鬼道はハッと我に返った。
豪炎寺が別の本を開いて、ページを指差している。
「……これは」
続く!!
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