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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻伝説【イナズマイレブン】 ( No.43 )
- 日時: 2010/01/08 15:03
- 名前: くろーばー (ID: SLKx/CAW)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12354
第8話 仮説
「つながりがあるとすれば、俺の予想はこうだ」
豪炎寺が仮説を言い始めた。
もしこの伝説に続きがあり、宝玉との
関連があるとすれば「雷門」って場所に
何かあるということになる。
南蛮人が与えたくれたもの、また貿易によって
得たものを隠すために「雷門」という場所に
埋めたのかもしれない。
伝説上、「雷門」は雷がよく落ちる危険な場所と
されていることから、いい隠し場所
だったのかもしれない。
埋められたものは全て、貴重で高価なものだから、
それらを盗もうと犯人は思った——
「だと思うんだけど」
「なるほど!さすが豪炎寺だな!!」
円堂が小声で喜ぶ。
それに対して、鬼道は何も言わなかった。
「ん?どうした、鬼道」
「いや、なんでもない……」
鬼道はもう1度、資料を見直してみた。
大洪水による災害は、近くに川が
あることを考えれば納得できる。
そこへ南蛮人が来て、村の建て直しを
手伝ってあげた。
豪炎寺の説は、「雷門」という場所に何かを
隠したというものだった。
そこにあるものはよくわからないが、恐らく
普通の蔵に入れておいては危ないようなもの。
だが、南蛮人はそこまで高級なものをわざわざ
小さな村にあげるだろうか。
将軍レベルなら、わかるが。
それに、村人は南蛮人にお礼をしようという気には
ならなかったのだろうか。
——お礼?
続く!!
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