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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻伝説【イナズマイレブン】 ( No.56 )
- 日時: 2010/05/01 13:08
- 名前: ぺりどっと (ID: Se9Hcp4Y)
第10話 伝説は時代を超えて
「少し長くなるが、これが伝説の続きだ」
菅田先生はそういってから、
続きを話し始めた。
江戸時代になってから、隠された宝を
手に入れようとたくらむ盗賊が
この稲妻町付近にやってきた。
彼らは村人をおどし、何度も
宝の場所を聞いた。だが、村人は
知らないと首を横に振るばかりだった。
いらだった盗賊はある2人の女子を
人質にして、場所を教えろといった。
「その『ある2人の女子』って……」
「円堂にしては珍しく察しがいいな。
そう、八百万の神に選ばれたといわれる
女の子孫だ。どうやら巫女さんだったらしい」
あの2人の巫女がいなければ、『雷門』を
守れず、神々の怒りをかうことになる。
そう恐れた村人は、しぶしぶ盗賊を
雷門に案内した。
だが、しかし。
「神々は盗賊を許さなかった。
盗賊が雷門に入ろうとした瞬間、もの凄い
稲妻が彼らをおそったというんだ。
だが同時に2人の巫女も巻き込まれて死んだ」
「そのあと、宝の行方がわからなくなったと」
「そういうことだ。それが、技術が進歩した
現代になって宝を盗もうという人が
でてきたんだろう」
「でも、それなら春奈たちを誘拐する
必要は無いのでは?」
鬼道はそう口にしたとたん、悪寒がした。
そうだ、妹が今危ない目にあっている!
続く!!
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