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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻伝説【イナズマイレブン】 ( No.6 )
- 日時: 2010/01/02 17:44
- 名前: くろーばー (ID: SLKx/CAW)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12354
第1話 事件の始まり
ある日の午後、円堂たちは河川敷で自主トレーニングを
していた。夏休みになっても、雷門イレブンは
止まらないようだ。
「ファイアトルネードっ!」
「よし、マジン・ザ・ハンド!!」
炎のボールを大きな手が受け止めた。
「く……ッ、やっぱ豪炎寺のシュートは
すげぇや。風丸!!」
円堂が投げたボールを、風丸がトラップする。
「次は炎の風見鶏のレベルアップを図るぞ!」
「おう!!」
「えー、そろそろ休憩にしようぜ」
半田、マックスや栗松たちが汗をたらしながら
その場に座り込んだ。
2時間も休憩なしで練習を続けてるのにまだ
やる気満々の円堂は凄い。
「もうこんなに時間が経ってたのか。
よし、水分補給を兼ねて休憩にしよう!」
「やったぁ!!」
座り込んでたメンバーが生き返ったように
ベンチへダッシュする。
「しっかり水分補給をしてね。熱中症になったら
大変なんだから」
秋が1つ1つ、水筒を渡していく。
「あれ、音無とかはどうした?」
円堂が秋の隣に腰掛けた。
「うん、ちょっと具合が悪いみたい。
夏未さんは家の都合で遅れてくるって」
「そうか」
円堂は水筒の中身を半分も飲み干してしまった。
そのとき、坂の上から見覚えのある黒い車が空を飛んだ。
かと思うと、目の前に落ちてきて、中から人が出てきた。
「バトラーさん!」
「夏未お嬢様をご存じないですか?」
バトラーが慌てた様子で尋ねてきた。
「家の都合で遅れてくるんじゃなかったんですか?」
円堂が聞き返す。
「やはり……やはり夏未お嬢様は何者かに誘拐されて
しまったのですね……」
「えっ、誘拐!?」
続く!!
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