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＃00　冬の大三角関係

ここは、月乃天学園。
この学園は小等部、中等部、高等部が共になっている大きな学校である
ちなみに、寮制である
今は冬休みだが、家に帰れるのは3日のみ
両親の居ない人は寮に残っている

《教えてくれよぉぉぉぉ！！》
「嫌だ。これで45回目よ？　いい加減諦めなさい」
《わかんねーんだもん！》
「学習しろ」

キツイ言葉を吐いて、ポケギアの電話を切ったのは、中等部のトップ、ユウナであった
電話の相手は幼馴染のユウト

「・・・まったく・・・。頑張れっての・・・」

ユウナは、ため息をついてから再び宿題をやり始めた
ちなみにもうそろ終わるらしい（数学以外）



で、ユウトの部屋は・・・

「あー・・・くっそー・・・わかんねーよ・・・
国語と社会と理科の二分野ー・・・」

殆ど判らないといっても過言ではない。
理科の一分野と英語と数学はわかるので後回しにしているらしい

「・・・にしても、ひでーよじっちゃんの奴・・・
帰ってくるな。なんてさー・・・」

机に頬をあて、ブツブツ文句を言っている

「・・・、あーもー！！　しゃーねー！　答え写す！！」

何かが吹っ切れたように大きな声をだし、再び宿題に向かう

この30分後、彼は眠りに落ちる



「・・・も・・・ダメ・・・」
「頑張れよ」

まぁ、これは・・・・・・苦労赤毛君とハチャメチャ橙ちゃんですけど

続く