二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薔薇乙女オリジナル小説〜不思議な三つ子 ( No.25 )
日時: 2010/02/06 09:25
名前: BURAKKU・BAKKARA (ID: kx1LgPV4)

第19話








「居場所」





現実世界。





「真紅ちゃん起きないわね。翠星石ちゃん達は元に戻ったってのに。」




現実世界の状況的には、翠星石たち3体は目覚め、ただ真紅だけ目覚めていなかった。





「意識。真紅の意識だと思いますのです。真紅の意識だけ帰ってこれない所へ行ってしまったのです」





ジュンは息を呑んだ。




「じゃあ・・・・このまま目覚めなかったら・・・・どうなるんだ・・・・」





「真紅は、只の人形になり、器しか残ってないアンティーク人形と化すのです。」





「そんな!真紅が・・・・」





「大丈夫なのです。あと、2時間のうちに真紅が目覚めれば」





「2時間なんて・・・・120分しか残ってない・・・」





「仕方ないのです。薔薇乙女の掟みたいな者ですから」




そこに氷奈月と水奈月が入った・・・・





「皆を助けようとして、自分の力を振り絞って、悪華を倒したのに・・・・おとう様の所まで言って、皆を治してもらったのですけど、」




「それで、翠星石等が動いてるのですね」





「でも・・・・こんなことになるなんて・・・・」




二人は涙をこぼしている。

「大丈夫です。翠星石たちが目覚めれたのは、二人のおかげです」





・・・・・・・。




真紅・・・真紅・・・・。




誰・・・・ここは・・・・。




一体どこ・・・・・。





ここは、・・・・・確かnのフィールド?・・・・いや・・・



   
9秒前の白だ・・・・




私・・・自分が分からないままいなくなっちゃうのかな・・・・






真紅!!





誰・・・・誰ナノ?









私は誰?





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