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　　　第2話【初等部Ｂ組へようこそ！】

　　　　　〜蜜柑目線〜

「ねえねえ蜜柑ちゃん。今日転校生が来るんだって！」

　同じクラスで友達の小笠原野乃子(オガサワラ ノノコ)ちゃんが言った。

「ほんま!?　うちも転校生やったし仲良くしたらんとな〜」

転校生やったら、いろいろ先輩として教えたらなあかんもんな。

　女の子かな？　男の子かな？　うわ〜！　楽しみやわ〜。

「みんな、席について〜。今日は転校生を紹介します」

教卓に手を置きながら国語担任の鳴海先生が言った。

ヤッタ〜！　どんな子やろ？　ほんま気になる……。

「さ、入って——」

“ガラララ”

　教室のドアが開き、水色の髪を腰までたらしてある女の子が入ってきた。

決めた！　うち、あの子と友達になる。

「加宮　愛です。神奈川からきました。よろしくお願いします！」

　愛ちゃんはそういって深くお辞儀をした。

えらい子やな〜。

「席は—雅林　連ちゃんの隣」

やた！　連ちゃんうちの斜め前の席やから、うちの前は愛ちゃんや！

　愛ちゃんが歩いてきて、うちの前の席に座る。

仲良くなるチャンスや。よーし……

「なあなあ、愛ちゃん。うち【佐倉　蜜柑】ゆうねん。ヨロシクな」

そういって愛ちゃんのほうへと手を出す。

　握手返してくれるかな〜……？

「さ、佐倉さん……」

「蜜柑でいいよ？」

「じゃあ、蜜柑ちゃん。よろしくね？」

ヤッター！　いきなり友達になれた……かも。





　　　　——第2話終わり——



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何か変だね……

ゴメン<(_ _)>


次は樹愛だよ〜☆^(o≧∀≦)oニパッ