二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: <REBORN>お空のたい焼き。 ( No.6 )
日時: 2010/01/07 10:11
名前: 廿楽 ◆KM6LlIg2nQ (ID: /aM8oOne)

       <★−2−★>


「・・・でさ、私どうしたらいいんですか・・・?」


「親いねーもんな・・・。まぁ、とりあいず今日はここでとまっとけ。あとで考えるぞ。」


なんか適当に聞こえるのは私だけでしょうか・・・。



「幸帆・・・ここ・・・いるの・・・?」


「野宿なれてるんだけどねー・・・。」


「なら野宿でもいいぞ?今日は寒いらしいけどな。」


「すいません。泊めてください。」


あー・・・
私少しキャラ崩壊っぽいなー・・・


「あーもー!!!どうせなら完全キャラ崩壊しちゃえぇぇぇぇ!!!」

『!!?』


−翌日−


「・・・で、なんで私並盛さんの制服なんですか。」


「通ってもらうぞ。」


「いやいや家も金もないのに通えませんよ。」


「これはこっちがなんとかする。」


「大人の事情・・・って奴?」


「まぁそうだな。」



リボーン赤ちゃんみたいなのに大人なのが信じられないなぁ・・・

ま、本当は人間なんだものね。


「早く学校行って来い。」


「ぎゃっ!こんな時間だぁぁぁぁぁぁ!!!!」


「スズも行って来い。」


「にゃ・・・?」


タタタッ



−校門前−


あと0,5歩!!



キーンコーンカーンコーン♪


最悪だ・・・;



「・・・転校生?遅刻だよ。」


ツナさーん!!!
なんでおいていったの!


「す・・・いませ・・・;」


こ、怖い・・・

目つき怖い・・・

不良なのに風紀委員ってのが・・・

それって怖い+怖いで、=恐怖ですよぉぉぉ!?


−10分後−

さてさて暴れたけど脅され応接室にいる私。


なんか、反省文かけだと。


・・・今日はキャラ崩壊デーだし・・・
ズルしちゃえ★

(何そのキャラ崩壊デーって!!)


「できましたー!」


「早いね・・・。」


で、反省文見る。



「・・・ふざけてるの?やり直し。」


「頑張ってごめんなさい。書き続けたのに。」


「馬鹿だね、君。」


「どーせ馬鹿ですよー・・・」


「君文章力ないから、あれにハンコおしといて。」


「そっちのほうがマシだ・・・あ、何この量。」


ははは・・・
なにこれ。

ミニビルですか?

ビルって虫のほうじゃないですよー?


「反省文「わかりました!;」


最低な風紀委員だ!!
もー!!
やってやるんだからー!!!(ヤケクソ



バンバンバンバンバンッ!!



「うるさい・・・。」


「黙っててください!」


完全にハンコで紙に八つ当たりしてますね。

私完全にキャラ崩壊だ。




「終わったぁぁぁぁ・・・」



初日から最悪だし・・・。


あーもー・・・


今日も昨日もいろんなことありすぎ・・・


フラッ


「・・・スピー・・・」


「ちょっと・・・」


「スピョスピョ・・・」








パチッ


「あれ?今何時・・・もう学校終わってる!;」


あれ・・・足重いな・・・


「ひっ・・・何私の膝で膝枕してんの!?」


あーでも・・・

こうしてみるとあの怖い人が幼くみえる・・・。



ガラッ


「幸帆・・・遅い・・・!?」


「あ、スズ;」


「・・・誰、それ・・・」


「風紀委員さん。」


うー・・・

うごけん。


たのむから起きてくれー!!


起こすの怖いんだってぇぇぇぇ!!


・・・あ、起きませんか。

空気呼んで起きましょうよ。


「・・・ん・・・」


よっしゃ沖田★あ、間違えた起きた★

さすが小説ー!


現実ではありえないようないいタイミング!


「・・・何してるの・・・?」


「いや貴方が邪魔で帰れないんですよ;」


もー!!
キャラ崩壊だぁぁぁ!!

私最初は「明るい控えめ女子」って設定って廿楽に・・・(コラコラそういうこといわない。)


「早く帰りなよ。」


「言われなくても帰りますーっ!いこ!スズ!」


「ん・・・。」



−帰り道−


「最悪だよあの風紀委員・・・;」


「お疲れ・・・。」


−帰宅(といってもツナの家★)−


「ただいま帰りましたー・・・。」


「遅かったねー・・・;」


「いやー、完璧風紀委員さんにつかまってさ・・・」




そんなこんなで寝るときになったー。



「ふぁ・・・明日もまたあの人にあうのか・・・ダル。」








≪赤く濁る水

   私の瞳の色です


 君の瞳もいずれは変わる。

    貴方は私と同じ運命  ≫



 

 何か懐かしい歌だった。


でも————



頭に激痛が走った。


 
「だ・・・れ・・・るさい・・・」



私の中で歌ってるの・・・誰・・・!?


≪どうせ壊れてしまうなら

  すべて壊せばいいんだよ


血色の猫はどこへ行く


    君はどこにも逃げれない  ≫



嫌・・・こんな歌・・・



 私の歌じゃない・・・



「うるさぁぁぁぁぃ!!!!」








「幸帆・・・?」



「わ、たし・・・」


≪大声だしたらダメじゃない・・・ね?幸帆。≫


誰・・・


「どうしたの?」



「・・・あ・・・あぁ・・・。」



ボワンッ



「スズちゃん!」


「幸帆の脳内でウイルスが暴走してる・・・。」


「どういうこと?」



「昔・・・幸帆の家族を奪った女・・・そいつのせいで幸帆の中で精神混乱が発生し・・・幻聴が聞こえる。

 それをしっかり消去しなかったため、いまでもそいつは幸帆の中にいる。」



「誰か消去できないの?」


「・・・私ができる。でも、今は魔力が足りない・・・。」


「それじゃあ・・・」


「私の魔力が早く上がらないかぎり、幸帆は一年このまま・・・

  でも、精神があまりにも可笑しくなると・・・




 自殺につながる。」



「そんな・・・」



「少し、相談をしてくる。」



バタンッ




「いっいやっ・・・私の中で喋らないでっ・・・」


≪もっともっと可笑しくなればいい・・・


  この世界を潰しちゃえばいい!!!!≫



私があなたを殺したのは貴方が私の両親を殺したから・・・


それだけでしょ!?



≪うるさい・・・うるさいうるさいうるさい!!!!≫




ガラッ


「スズちゃん、どこに———」



「この薬があれば・・・幸帆を救える・・・。」


「じゃあ中にいるのは・・・」


「えぇ・・・いなくなる・・・。」




シャキィンッ!!!



「・・・誰。」


「スズちゃんが二人!?;」


「・・・勝手に幸帆に猛毒を飲ませようとするな・・・」


「チッ・・・」


ヒュンッ!!



スズ・・・。

たしかに喋り方おかしかったかも;

「えぇ」なんてスズいったことないよ。



「・・・月光幻想・・・」



そういったあと、スズは何いってるのか分からないくらい難しい呪文を言っていた。



ボワンッ



「・・・久しぶりね、ロティ♪」



「幸帆に迷惑をかけるな・・・リティ。」


「あの二人は・・・;」


「双子。といっても猫と人間・・・リティは、ロティを捨てた。それを私が拾った。」


「もう一回・・・戻ってきてくれない?ロティ・・・戻ってくれるなら・・・もう幸帆ちゃんを苦しめない・・・」

「ふざけるな・・・」


「貴方に戻ってきてほしいからこんなことしちゃったの・・・。」


「そんなこといって・・・また裏切るのか・・・?」


「信じて・・・ロティ・・・」


「裏切りものなんて知らない・・・」




「ロ・・・ティ・・・。」


「幸帆を自殺にまで追い詰めたくせに・・・」


「スズ!!!」


「っ・・・!」


「確かに私は辛い思いをしたよ・・・?


  でも、謝ってくれてるじゃない・・・」



「幸帆は・・・私よりリティをかばうの・・・?

 私より・・・リティのほうが・・・。」



「そういう意味じゃないでしょ。

  リティに謝りなさい。」


「・・・嫌・・・。」


「スズ!!!」




パシッ






「っ・・・。」



「あ、スズごめっ・・・そんなつもりj———」


「幸帆は・・・私はどうでもいいの・・・・?」




ダンッ



タタタッ



「スズ!!」




嘘・・・


  そんなつもりじゃ・・・



ナカッタノニ・・・



「何の騒ぎ・・・?」



「ふぇっ・・・うっ・・・スズ・・・」





こんな飼い主でごめんね



  親友も大事にできないなんて・・・




嫌いになったかな?




  ただただ




 もう一回仲良しのロティとリティを見たかった・・・。







<★−つづく−★>