二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケモン†未来への鍵†[] ( No.4 )
- 日時: 2010/01/08 10:35
- 名前: 月妃 ◆K7F//gj7Ps (ID: ixDFu4/i)
- 参照: ユウト視点 独り言:嘘だぁぁぁ!!!
#05 暴れるバンギラス
俺達は、コトブキに向かって歩いていた
「・・・この辺、段差多いよな。今更だけど」
「シンオウは坂が多いの。仕方ないじゃん」
とか言いつつ、ユウナも坂の多さにイラついてるみてーだ。202番道路はキツイ・・・
カントーとか、ジョウトは坂が少なかったなー・・・
疲れた
3・0・分・後...
「ちょっと休憩ーっ!! 流石に疲れた!」
「そうだな・・・。疲れた・・・」
まさかのユウナが先にバテた。まぁ、うん
ユウナも女の子だしな!(無理矢理解釈)
俺達は、その辺の木の下に腰をかけた
「・・・疲れたね」
「疲れたな」
「見つかると思う?」
「知らん、でも・・・見つける」
「そうだね、諦めたらダメだもんね」
「そうだ。お前のポリシーだろ?」
「あはっ、そうだったね」
そんな他愛もない会話を繰り返してたとき・・・
急にサンが立ち上がった
「如何した? サン」
「フィ・・・フィッ!(何か・・・来ます!」
そしたら、ルナも目つきを鋭くして(元々そんな目だけど)周りをキョロキョロ見ていた
「折角、休んでいたのに・・・」
「まぁ、野生のポケモンが出るくらい普通じゃん」
俺は、普通だと思っていた。けど・・・
「フィッ、フィッ!!!(ただの野生じゃないです!」
「ブラ、ブラァッ!!(うん、何か・・・此処に居ないはずの野生だよ!!」
「・・・此処に、居ない・・・?」
「シンオウに居ないポケモン・・・?」
その時、草むらから・・・緑の・・・デカイ・・・
「「バンギラス!?」」
そう、バンギラスが居たんだ。前に一回シルバーの持ってたの見ただけだけど
「ギラァッ!!!!!!!!!!!!」
バンギラスは一回雄叫びをあげた後、俺達に向かって爪を向けてきた
「うわあっ!」
「きゃぁっ!」
俺達は、直ぐ避けたけど、座ってた木には・・・鋭利な爪の痕が残った
・・・殺;されてたな。俺達・・・。
「くっ・・・! ルナ、“シャドーボール”!!」
「ブラァ!(うん!」
「サン、お前も“シャドーボール”!」
「フィッ!(はい!」
サンとルナは、一緒に黒い球を出し、バンギラスに当てた、でも・・・
「ギラアアアアアッ!!」
「ちっ、タイプ的に分が悪い!」
「ユウトはグレイを、私は・・・ミスト、GO!」
「おう! 行け、グレイ!」
ユウナは、ボールからジュゴンの・・・ミストを、俺はグレイシアのグレイをだした
「ジュゴォ(ちっ、面倒だ」
「シアッ(行くぞ」
「「“冷凍ビーム”!!!」」
効果はバツグン・・・のはず(そうだよ
「ギラァ・・・っ」
「よし・・・。ここからは私に任せて」
バンギラスはふらついて、その場に倒れた
そのバンギラスにユウナは近寄り、こう言った
「大丈夫・・・。怖くないよ」
「ギラァ・・・」
「良い子だね。如何して暴れていたの?」
ここからは俺がよく判らないんでユウナ視点で
『お前達を襲う前に・・・。人から木の実を貰ったんだ。それを食べたら、急に体がでかくなって、吃驚して・・・。それに、体が言う事聞かなかったんだ』
・・・まるで、ロケット団の仕業・・・のようね・・・。でも、サカキも考えを改めてる(と思う)し、ヤナギも既にあの世行ってるし・・・違うよね
「そっか・・・。ごめんね。攻撃しちゃったりして。痛かったでしょ?」
『うん・・・。でも、助けようとしてくれたし。俺も襲ちゃったから、お相子』
「そうだね、・・・あのね、私達は、あなたを元の姿には戻せないの。・・・それでも、良い?」
そう言った後、バンギラスは少し考えた後、こう言った
『うん。俺、大丈夫だよ』
「そっか・・・。じゃぁ、お帰り」
『うん』
バンギラスは頷いて帰って行った
—ユウト視点—
「お疲れ」
「うん・・・。でも、良かった」
ユウナの顔は、何処か嬉しそうだった
その時、
「何でさ〜、殺;さないのさ?」
上空から声がした
「誰だッ!?」
上を見てみると、カイリューに乗った・・・大人の男がいた。・・・まて、ころ・・・す? だと・・・?
「何でだよ! 暴れただけで殺;すのはおかしいだろ!!!」
「そ、そうだよ!」
でも、ソイツは冷徹に
「暴れたポケモンなんて、ただのクズだろ。なぁ? カイリュー」
「カイ・・・リュー・・・」
「・・・お前じゃ話になんねーな。行くぞ。ユウナ」
「逃げるの?」
「誰が逃げるか! バカ野郎!!!!!」
俺はソイツに一つ罵声を浴びさせてから、歩き出した
「・・・アイツにそっくりだ、ユウト」
続く