二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 夢の中の俺はモンスターハンター ( No.7 )
- 日時: 2010/01/09 12:08
- 名前: アビス (ID: 7.60N42J)
6話
2人は勉強嫌い
「・・・・」
竜人は今学校に向かっている。結局夢の中で寝たら現実で目が覚めた。
あの後は大変だった。何が大変だって、それはクエストから帰った後だ
「それではもう今日は遅い。二人とも家に帰って寝るのだぞ」
と、テンマが子どもに言うような台詞をはく。
「そういえば、俺ってあの家使えばいいのか?」
去ろうとするテンマに向かって竜人が言った。
テンマは振り返ると。
「そうだ。ただ俺ってのは間違ってるぞ。お前たちだ」
「・・・・え?」
二人とも顔を見合わせる。そして
「お・・おい。なんで俺と暮羽が同じ家なんだよ!!?」
「しょうがないだろ。他に空いている家なんてないんだから」
「・・・ありえない」
暮羽がつぶやいた。その後家に戻った二人はとりあえず疲れていたので寝た。
幸いなことにちゃんとベットは二つになっていたので、一安心だった。
そんな事を思っていると学校に着いてしまった。そして、教室に入る。
「おはよう竜人」
洸矢が竜人を見ると言った。
「おはよう。・・・和也は?」
和也がいない事に気づき尋ねる。すると洸矢はため息をもらし
「休みだよ。なんでもいろいろとショックがでかいとかで立ち直れないらしい」
「なんどそりゃ?」
(君が原因なんだけどね)
不思議がる竜人が心の中で呟いた。すると
—ガラガラ—
教室のドアが開く。入ってきたのは暮羽だ
「あ、おはよう。暮羽」
早速昨日仲良くなった女子が挨拶する。それを笑顔で返すとこちらに向かってきた。
「・・・・」
暮羽は黙ったまんまだ。おそらく夢の事を聞きたいのかもしれないが
確信がないから言いづらいのだろう。
竜人は自分もそうだという事を知らせるためにこう言った。
「おはよう。暮羽」
名前を強調していう。すると察したのかすぐい暮羽も
「うん。おはよう、竜人」
そういうと、暮羽は自分の席に着いた。
「・・・・なんなんだ?」
その不思議な光景をみて洸矢が尋ねた。
「別に、ただ挨拶に来ただけだろ」
「・・・・ところで竜人、暮羽さんのこと苗字で呼んでなかったっけ?」
「そうだっけ?」
「・・・・?」
洸矢はいろいろ疑問に思ったがチャイムが鳴り先生が来たので止めた。
それに長年の付き合いで竜人は何かあると、はぐらかす癖があるので
これ以上詮索するのはやめた。それでも友達である事には変わりはないから。
・・・・・
・・・
・
「では授業を開始するぞ」
先生が授業を進める。そんな中竜人は考え事をしていた。
なんで俺と暮羽がこんなことになっているのか?
「・・・と」
考えても何にも解決しない。余計にこんからがうだけだった。
「竜人!!」
先生のいきなりの大きな声に体がビクってなり、椅子から落下する。
クラスから笑い声が響く。
「な・・なんですか先生。いきなり大きな声出して」
「何度も呼んでもお前が反応しないからだろ。次の所読め」
「・・・・次ってどこですか?」
先生がため息をつく
「は〜、じゃあ暮羽。次を読んで」
「・・・え!えっと、次ってどこですか?」
その言葉に先生は体をプルプルを震わし
「二人とも!!廊下で立っていろーー!!」
「「は・・はいーー!!」」
先生んぽあまりもの怒声に二人は急ぎながら教室を出た。
「やっぱり、あれはお前だったんだな」
二人は廊下で立ったままあの事について話していた。
「うん。でも今でも信じられないよ。なんで私と竜人がなんだろうね?」
と、少し不安そうな顔で言った。
「さあな。何度か行き来してれば分かることがあるかもな。
だからそれまでは頑張ろうぜ、暮羽」
竜人が笑みをこぼしながら言った。それに暮羽も安心した笑みを返す
「お〜ま〜え〜ら〜」
教室から先生が顔を覗かていう。
「後で職員室に来るように」
それだけ言って授業に戻った。二人は顔を見合わせるとがっくりと肩を落とした。