二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂‐黒蝶のヴィーナス‐『暴騒動篇』 ( No.148 )
日時: 2010/02/07 13:12
名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)

第弐六話(第七話)「内密会②」

「紅玉ー、おねがいあるんだけど聞いてくれる?」
月輝夜は紅玉を無理やり連れだしては胸の前で手を合わせておねがいをしてきた

「なんだ?またくだらないことでも…」
紅玉は呆れながらも聞き返す。
もちろん月輝夜のことだからくだらないことなんだろう。と…
「土方のヤローへのドッキリ大さ…『却下」
言い終わらないうちに紅玉は即答をした

「却下。なんで私がそんなことを…」

「頼むよー、紅玉だってさぁ…」
なんでそんなことするんだ…と思いながら紅玉は溜息をはいた。

「んむぅ…ならば言っちゃうよ?みんなに、いいの?」
鼻をならして悪戯っぽく笑ってみせた。
嫌な感じがするそんな笑みに紅玉は首をかしげ、次に月輝夜は紅玉に耳打ちをした。

「…っ!?」

その言葉に後ずさると紅玉は動向を開いた。

「万事屋のやろー達も協力するってさぁ〜どうする?まぁさもなくはバラしちゃうけどいいの?」
月輝夜には弱みもなにもかも握られている。
逆らえないのだ…

「…わかった。銀時達も協力するんだもんな…報酬目当てだろうが…」
わかったわかったと首を縦に振って了承する。

「ありがとー、んじゃぁこんどーさんにも鎌かけないとか…まぁあの人はチョロイもんなぁ」
いっちゃっていいのか?なんて思う言葉も多々でてきたが紅玉はもはや言う言葉もなく

「よし、じゃあやるとなったら徹底的にドッキリをしよう。勲は私がどうにかする、すぐに落ちるだろあの性格じゃぁな」
とことんやろう、以外に楽しみ始めた紅玉はニヒルに笑うと組んだ。