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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂‐黒蝶のヴィーナス‐『暴騒動篇』 ( No.158 )
- 日時: 2010/02/07 21:51
- 名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
第弐七話(第八話)「真選組は大騒ぎ」
「なんだってェェェェェ!!!!」
・・・真選組内に近藤 勲の声が響き渡る。
「静かにしろ勲!十四朗に聞こえたらどうするんだ!」
しーっと口の前に人差し指を立てながら詰め寄って睨む。
すると・・・
「俺がなんだって?どうしたァ?」
開いたと思えば煙草の煙をはき捨てて立ちすくんだ
「トシィィィーそんなことを言っ・・・」
近藤が大声を上げるがすぐさま紅玉は口を押さえて立ち上がり土方のスレスレまでに近づくと
「なんでもない。十四朗は関係ないから口を挟むな」
顔半分を覆う大きな包帯が土方の顔に触れる。
そして、
「!?」
わき腹のあたりに違和感が、見てみるとそこには
銃口が刺さっていた、脅しだ。
もう一度顔を見上げてみればそこには死神のときの紅玉がいた
「なんのつもりだァ?こりゃあ・・・」
「土方さーん・・・」
後ろを振り向けばそこには一人の男がバズーカを持って立っていた
「総悟!おま・・・」
そう、沖田 総悟がバズーカを撃ったのだ。
いつものことではあったが・・・
「おい、私まで巻き込むな・・・ごほっ」
振り返ればいつそこにいったのか紅玉が沖田の後ろにいる
「総悟ォォォォォ!!」
土方が煙の中から走り抜けてくる。刀を振りかざしながら・・・
「っち、しぶといやつでさァ・・・」
舌打ちをしてまたバズーカを撃つ
「あ・・・勲忘れてた・・・まぁいいか、これで取り合えずは・・・十四朗も忘れてくれただろう。
総悟!助かった!後は頼むぞ!」
「紅玉ァ!こっちこそ助かったぜィ!この後も頼むでさァ!!」
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