二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂‐黒蝶のヴィーナス‐『立て直し篇』 ( No.16 )
日時: 2010/01/17 11:53
名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14942

第七話「3時だよ、全員集合!」  

「…メガネ〜、今日春風くるのおそくないアルか?」
春風。万事屋によく来る少女、銀時に気に入られて出入りを許されてるのだ
「メガネじゃないです新八です。そうですね、もう3時過ぎちゃってるじゃないですか。銀さんも待ちくたびれてますよ…」
待ちくたびれてるとは…

「おーい新八ィ、なんかヅラの移ってない?…はやく来い!春風〜もう銀さんイライラしてきたよ?眼鏡かち割るよ、あと10秒。9〜8〜」
そう数え始めたときに窓が開いた。
…窓!?

「おまたせしました」
窓から降り立った少女はフワっと銀時の前にいってビニール袋を手渡した。
「おお〜まってた、まってた。どれどれ…」
ビニールの仲にはケーキの箱が入っていた。

「新しくできていた店だったのでそこでかってきた」
そう、春風が気に入られたわけは同じく甘党でいろいろ買ってくるからだった。
決まってよい子のおやつの時間、3時に来るのだ。

「窓から出てきたのによくくずれなかったアルな〜」

「それより、窓おかしいでしょ!なんでそんなとこからはいってきたんだよ!」
春風が出てきたのはドアの反対側にある狭い窓
「ドアからいくには10秒にまにあわないと思ったから。」

「流石、私がみこんだだけあるヨ!声も聞こえたアルか〜」
すごい聴覚である。少女はスプーンを出して席に着く。
「食べよう。」

「そうだ、早く糖取らないと銀さん死んじゃうよ〜満月の夜前に…」
そそのかされて席に着く。時刻は4時
もう夕方だ、真選組も動き出していた…