二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂‐黒蝶のヴィーナス‐『立て直し篇』 ( No.23 )
日時: 2010/01/17 13:03
名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14942

第九話「最後か最初か…」

「…」
あたりは暗闇につつまれる。
静まり返って、不気味な雰囲気を漂わせる…
「死神…」
ここにいる全員が恐怖で怯えていた。
「メガネ、死神ってオス?それともメスあるか?」
緊張の中口を開いたのは神楽だった。
「しりませんよ、そんなこと。ていうかオスメスって!」
そう誰もが年齢も顔もなにもかも分からない。
   サッ…
「?」
銀時は後ろに何かの気配を感じ振り向く

「ごめんあそばせ?」

警戒態勢の中住民は外には出ていないはずだ。なのにそこには一人の女性がたっていた。

「おま…死神か?!」
その声に真選組も誰もがざわめき銃を向ける

「失礼、私は時雨。あなた方に最後のお告げ…いや忠告をしにきたわ」
それは鬼神の前に現れた謎の女性

「全滅を逃れたければ、死神、鬼神、狂気の月の邪魔をしないことよ。
邪魔をすればここは確実に滅ぶ。紅い龍が暴れだす前に、貴方たちは止めるの。
余計な口出しは他言無用よ、鬼神は狂気の月に照らされてはダメ。それは同じこと…いい?忠告はしたわ。これが最後になるか、最初になるか楽しみだわ…」

そう言い時雨は消えていった。
いや、そう見えた…

「ちゅう…こく?」
あたりはその言葉でますます恐怖につつまれる。

だがその瞬間恐怖は一つの銃撃音でかき消された…