二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂‐黒蝶のヴィーナス‐『立て直し篇』 ( No.25 )
日時: 2010/01/17 13:30
名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14942

第壱壱話「死神の姿」

「っ」
間一髪でよける、がそのとき死神のかぶっていたフードが風になびき…取れた
そこからは風を切るような黒髪が姿を現し、顔半分を覆っている血に塗れた包帯が闇夜に揺れる
「!?女…」
そこには死神と名を恐れられた一人の少女の姿がある。
「死神…」
落ちていたネックレスを拾うその少女、死神は幼いものだった…
「!死神、止まれ!!」
本当の姿を見て唖然としていたこの場に立ち合わせた者たちは我に返り刀やらバズーカを向ける
「ハハハ!いいのか?そんなことして?」
死神は哂いながら言う
「何だと…?」
哂った死神の言葉、それは挑発をかっていた
「私に刃を向けたな?銃口を向けたな?…黒蝶 紅玉に向けたな?…さよならだ!」
持っていた二丁拳銃を回すと言う、死神。いや黒蝶 紅玉は…
「死ね」
銃を撃つ…


それと同時に上からはナイフが降ってきた
満月の夜を引き裂く、大量のナイフは命を奪っていく
「うわぁああぁぁっ!」
「うがぁああ!!!」
確実に当たるナイフ、それを見た紅玉はナイフが飛んできた方向を見る
「何者だ…?」
 
すると満月を背に一つのシルエットが見える
「久しぶりだな、死神?…いや、紅玉」


「その声、、、陸?!」