二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂‐黒蝶のヴィーナス‐『立て直し篇』 ( No.34 )
日時: 2010/01/17 14:56
名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14942

第壱八話「新たな道」

「痛ってー、おま、ちょ、待てって傷開くから!」
銀時は少し驚き動揺しながら言った。

「銀さん、照れてますね。」

「そうネ、必死に隠そうとしてるアル」
そんなことを話しているうちに真選組は陸の後ろにいき
「おまえもとんだやろうだな、話ちゃんときくなんてよぉ」
土方はそういって陸の手をつかんだ

「・・・」
陸は銀時の言葉になにかを思ったのかその後抵抗することなく連行されていった

「うっ、あっ・・・」
紅玉は銀時をぎゅっと抱きしめて泣き顔を隠しながら真選組を見た。

「わ・・・わたしもいかないとっ・・・いけない」

「そうでさァ、土方さん死神も連行・・・」
その言葉に神楽が声をあげた
「ちょっとまつアル!まだ精神安定しないヨロシ、銀さんがいないとだめアル」
銀時を指差して言った。

「・・・まぁ、いいだろ…あいつらならな。わかった、だが絶対毎日屯所には来い!」

柄にもなく土方は許しその後さっさと歩き
「おめーら、負傷者、死傷者を運べぇ!」
大声をだした。

「土方さん、照れてまさァ」
そんな姿をみた沖田はうなずきながらいう

「いったことに少しこうかいしてますね」

「お、ほら、お前行くぞ。いつまで引っ付いてんだ!キャラ変わってるから、ちょ、まじで病院・・・」
銀時は紅玉を引きずりながら前へ進んだ。
それと同時に紅玉は新しい道を進む…

もう戦いがおわったとき朝が来ていた。朝日があたりを照らす・・・
地獄の姿はもうそこにはない

「全滅を逃れたければ、死神、鬼神、狂気の月の邪魔をしないこと。
邪魔をすればここは確実に滅ぶ。紅い龍が暴れだす前に、貴方たちは止める。
余計な口出しは他言無用。鬼神は狂気の月に照らされてはダメ。それは同じこと…いい?忠告はしたわ。これが最後になるか、最初になるか楽しみだわ…
最後になったわね。ここの町の人達の影響はつよいのかしら?」
時雨はつぶやいてから、姿を消した。
     チリン---
鈴の音が鳴り響く・・・

   〜死鬼神舞編END〜