二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂‐黒蝶のヴィーナス‐『暴騒動篇』 ( No.46 )
日時: 2010/01/17 16:16
名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14942

第弐弐話(第四話)「黒灰族の男女」

「許婚・・・」
新八が呟く。

紅玉は下を向きながら頷く
「私の父は村の…黒灰族の主だったんだ。後継者として私は許婚と結婚することになる…
そこで村随一の剣術の持ち主の鬼薔薇 鶴姫…そう。鶴姫の息子達、陸と九十九のどちらかと結婚することになった。
そこから九十九が選ばれたんだ、どうしてかはよく分からないけどな…」
大剣、九十九のものは鶴姫から受け継がれたものらしい…

「…紅玉ー、私。今やっと思い出したアル…」
神楽が突然口を開いた

「?何をだ」

「鬼薔薇 陸…陸って黒灰族の…私、親友だったョ」スラっと意味のわからないことを言った神楽に

「は?おま、何言ってんの?親友って忘れるはずないもんじゃねェの?簡単に親友とか口に出しちゃいけないんだよ?友達…とかじゃ?一回あっただけで簡単にそんなこといっちゃ…」
銀時は神楽を見ながらいつものことだと思っても訴えた

「銀ちゃん、本当アル!幼馴染同然ヨ!」
その言葉に紅玉は考え

「まぁ、本当かもな。アイツはよくウロウロしてたし…黒灰族もまた戦闘民族だからな…夜兎族と会うのもないでもない。」
うんうん。と言いながら言うと神楽はどうだ!というような顔で銀時をみてくる

「疑われるのもしょうがないだろ、てめーの今までの言動をみてきたら…」
その何秒後かに神楽は部屋のなかでも構わず銀時にとび蹴りをくらわせた…

「銀さん!神楽ちゃん!」
ずっとしゃべってなかった新八が声をあげてもいつものことながらとめれるようなもんではない

「あ・・・後は頼んだ。私は…そうだな!真撰組のところにいってくる!ではな…」
足早に出ていくと紅玉はかけて行った

「ちょ!このパターン何回やるんですか!?一生まともな終わりが見えませんよ!」