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第４６話　練習！？


—グラウンド—


今日は早く来ちゃった。

まだ誰もいないや・・・。

練習してよっと。

あ、そういえば昨日のアフロディ君の技・・・どうやってたっけ？

えっと・・・確か・・・・・・？


『えいっ！』


昨日見た、あの技をマネしてやってみた。

しかし、ボールは鈍い光を放ってゴールに入った。


『やっぱり、マネだけじゃダメだよね・・・・・・』

円「よぅ！姫乃！早めに来て練習か？」

『おはよ。うん、ちょっと早めに来ちゃったから・・・・・・』

円「そうか！」


円堂君が来た後、すぐに皆が集まった。

円堂君はリベロの技の練習、

勇気君はキーパー技の（本格的な）練習。

〝ムゲンザハンド〟とか言う技の練習らしい。

他に人は・・・まぁ、色々やるみたい。


円「姫乃は・・・試合のやり方とか『もう覚えてるよ』そうか・・・ポジション決めとかはどうだ？」

『う〜ん、私的には何処でもいいから、その時でかえるって事で・・・・・・』


キーパーは無理だけど、

基本的に何処でも良かった。


円「いいんじゃないか、それで！よし、決まり！」

全（（（（そんなに、あっさり決めていい物！？））））

『私、やりたい事あるからやっててもいい？』

円「あぁ、いいぞ！」

鬼「円堂、行くぞ」　（←軽〜く嫉妬？）


少し怒っているような顔で有人が円堂君を引っ張っていった。

グラウンドの端の方へ行き、１人で練習を始めた。

練習っていっても、ボールを軽く蹴ってるだけだけど。


『マネだけじゃダメ、マネだけじゃダメ・・・・・・』


マネじゃなくて、自分なりのシュート。

形を崩さずに自分らしいシュート・・・・・・。

頭の中で形をイメージしようとしてると・・・


？「お困りのようだね」

『∑誰！？』


不意に声をかけられた。

振り向くと、そこに立っていたのは・・・・・・。