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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 -白百合の旋律-『白銀想篇』 ( No.10 )
- 日時: 2010/01/17 15:28
- 名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14942
第七訓 「白黒」
「銀時!遅かったではないか、この世から消えたかと思ったぞ!」
そこから大きな声が聞こえてくる
「うっせーな、勝手に殺すな!てめーの顔見なくてせいせいすると思ってたのによォ…」
白夜叉も言葉を返した。
そんな光景をみて私は安心した・・・が次の瞬間にそれは消えた…
「銀!また何か拾ってきたのか?」
屋根の上から声がする、それはよく聞いた。いや聞いたなんてレベルじゃなかった…
「おう黒、てめーも生きてたのか」
黒と呼ばれた男(?)は下にとび下りてくる
「!?」
私は驚いた…
出会ってしまうなんて、よりによってこんなところで。。。
「なんだ?銀、それは…」
近付いてくると黒は手を伸ばした
「え?いや、その…なんてゆーか」
頭を掻きながら白刻をチラっと見てきた
「おね…ぇ」
私は口が動いてしまった…振り返ると目の前には…白刻の兄…いや姉である薇舞 黒蒔がいた。
黒は白刻の顔を見ると動向を開き胸ぐらを掴んできた…
「なんでお前がここにいるっ!」
「ちょ…っおい!?」
白夜叉は突然白刻がいなくなったので振り返り地に尻もちをついた
「おね…ぇ…ちゃ」
白刻が言葉を発しようとすると黒蒔は強く強く掴んできた
睨んで、耳元で小さく…だが力強く言った
「おねえちゃんじゃない!お前のおねえちゃんじゃない…それに俺は男だ」
言うと地に突き落とした…
薇舞 黒蒔…正真正銘女だ。。。
このとき白刻は悟った、男。と言っているんだろうと…そして女を捨てたのだろうと…
この時、白夜叉はもう…銀時もすでに分かってたのかもしれない。。。
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