二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂-白百合の旋律- 〔日向篇〕 ( No.205 )
- 日時: 2010/04/18 15:36
- 名前: 椿薔薇 (ID: zc76bp3U)
閑話篇【壱】「えいぷりるふーるってなんで嘘ついていいの?《前編》」
−これは実際の出来事をもとにつくられています−
「銀にぃ!銀にぃ!」
白刻はカレンダーを見て銀時の名前を呼ぶ。
「あ?なによ、俺の誕生日?10月10日だよ、ちゃんと書いとけコノヤロー」
マ○キー(油性ペン)をなげつけてくる銀時にたいし白刻はそれをうけとると
「違うから!というかもう書いたし!」
「書いたの!?それよくちぎるから毎回カレンダーの意味ねェんだよな〜ほら、2013年じゃん、それ」
気づいたように白刻は驚くが関係ないとばかりに無視をして淡々と言った。
「今日さ、4月1日だよ!えいぷりるふーる!」
楽しそうにそういってマ○キーで大きく1の数字を囲む。
その下には宣伝として−新訳紅桜篇公開まであと・・・−と書かれているがそこは今関係ない。
・・・が一応宣伝しておこう。
映画銀魂−新訳紅桜篇−4月24日(土)公開!−
「えいぷりるふーるぅ?あぁ、嘘ついてもいい日とかいう奴?今日なの?5日かと思ってたわ」
やっとくいついた。白刻、今日はツッコミ。
銀時の言葉にすかさずつっこんだ
「5日って!−よりぬき銀魂さん−のスタート日!もしかして狙っていった?どんだけ宣伝したいんだよ!これ、閑話だからってやりすぎだろ!!」
いい終わると、息を切らしてはぁはぁいいながら、よし!という顔をする。
それにたいし銀時は険しい顔になって
「うーん・・・もう少し早くつっこまないと・・・それに勢いが足りないなぁ・・・」
つっこみを審査しだす、だが新八はいないので・・・それにつっこむ人もいない。・
そこに
「銀ちゃん!白刻!もうやめるネ、新八やろうとおもったけどやっぱアイツやるなんて絶対ヤダヨ!だからやめるアル!」
ストッパーとして神楽が口を挟んだ。
それを聞いて白刻は思い出したように言う。
「そうそう!えいぷりるふーるだから、誰かに嘘付こうよ!ねぇ!」
目を輝かして言う白刻にたいし銀時が
「俺たちは嘘ついたぜ?今、この小説見てるやつらに」
その言葉に白刻はおどろいたように、何!?と聞く。
それには神楽が答えた。
「作者も入れ混じりで騙したアル。ほら、よく見るネ!後ろ」
そう言われて白刻は後ろをふりむく。
皆さんも一緒に振り返ってみよう、そこには・・・きっと。
「新八ィィィ!!!」
地味でメガネなぱっつぁんがいることでしょう・・・
彼は、地味なため誰にも存在を気づかれず人間だったはずなのにどんどん自然に幽霊になっていったのでした。
いや、きっともともと幽霊だったのでは・・・
「いや!違うし!!何勝手に嘘ついてんの!?一番最初からいたよ僕!ほら、幽霊じゃないし触っ・・・」
言葉の途中に神楽が新八の腹を思いっきり殴った。
「うぼぐぁっぁぁ!!!」
「本当アル、すり抜けなかったネ」
それに苦し紛れな言葉がきこえてきたようだが幻聴だろう。
「・・・な?嘘、ついただろ」
その銀時の言葉に白刻は私が嘘つかれたよ!と内心思いながらもどこからともなくケータイをとりだす。
「それだけじゃ物足りない!だってそれいつものことだから。」
ずばっとひどいことを言ってそれから話し始める。
「銀ちゃん!神楽ねぇ、新八!私考えたんだけどさぁ、去年のえいぷりるふーるに!聞いて!」
「な・・・なんでこんないない状況のときだけ、僕の名前だすんですか・・・」
その計画は、誰かに嘘告白をしてはめよう。という超ベタなものだった。
「ベタじゃねェ?」
すでに言ったことを繰り返して言った銀時。
「ベタな方が今はやらないからはめやすいヨ!」
神楽はノリノリになる。
それを見てイケル!と思った白刻はま話し出す。
「だったらベタ・・・というかわかりやすくてかかりやすい人がいいと思うんだよね。好きな人がはっきりしててでも実ってないひ・・・と」
その言葉にすべてあてはまりみんなの頭に一人の人物がおもいあたる。
それに新八は
「確かに、絶対かかるけど!無理ですよ!姉上がそんな・・・」
それにすぐ新八の前にケータイの画面を差し出した。
「あっちは姉御のケータイ電話なんて知ってるわけがないんだから!それに嘘ついていいんだし、ベタならこっちから嘘ついてひっかけるの当たり前!」
それはこっちでお妙になりきろう。というもの。
それからエイプリルフール作戦は実行されるのだった。
ー「あ、でもメールアドレスなんて知らないぞ?」
「大丈夫、先に入手したから。パソコンだからすぐに・・・ヅラにぃにも嘘ついててつだってもらってる」
「ヅラにも!?えいぷりるふーるってすげぇな・・・」
「後編に続くアル!」
「これ二週もやんのかよ!」
「二週って何だよ!アニメじゃねぇよ、これ!」
「もしかしたら二週じゃおわんないかも」
−後編に続く−