二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂-白百合の旋律- 〔閑話篇〕 ( No.209 )
日時: 2010/04/05 11:59
名前: 椿薔薇 (ID: zc76bp3U)

閑話篇【弐】「えいぷりるふーるって何で嘘ついていいの?《後編〈壱〉》」

そして作戦は実行される。
・・・アレ?これ言うの二回目じゃね?、まぁ気にせず実行されるのだった。

「でも、こっちから積極的にメールすんのも何だなぁ・・・あっちからメールしてくれりゃぁいいんだけど・・・」
確実成功を望んで白刻はケータイをにぎる。
その周りに万事屋一同が集まっている。

「というかヅラはどんな風に手伝ってんだ?何もしてねェだろ・・・絶対」
いちご牛乳片手に銀時はダルそうに言う。
それに対してだるそうに白刻は返した。
「わかんね。何かしてんじゃん?」

「ちょ!あんたが頼んだんでしょうが!!」
痛々しい新八は、こんな状態でもツッコミをかかさない。
だがハリのある声で・・・いやまぁ普通なんだけどね。彼らにとってはだよ、どちらかといえは弱弱しいもの。
・・・言った新八に酢昆布片手の神楽が言う。

「そんななりなのに元気アルな、若もんは元気があってよろしい!!」

「お前がやってんだろォォ!!」

ギャーギャー言う神楽と新八を見て見ぬふりをして、
「やっぱ、こういうのってこないときはダルイもんだよねェ」
白刻が虚ろな目で何度もEメール受信を押す。
−センターにメールはありません−

「・・・銀にぃ、センターって何?・・・ホームセンター?バッティングセンター?センター、○○ゥ〜○○ゥ〜?」
どんどん逸れていく白刻のボケに銀時は

「センターっつぅのはなぁ・・・センターだ。センター以外の何者でもない。・・・そして皆が(もう止めねェ?遊びに行こうぜェ〜)(そうだね、絶対もう来ないって〜)ってあきらめ掛けたそのときっ!!メールが来るもんなんだよねェ・・・ほら、も一回押してみ。センターに一人きてるから。やっとバッティングやりにくるから、バンバンうつから!」
その説得力あるのか?という発言に後押しされて白刻はもう一度押す。   
    
        ポチっ

−Eメール受信中・・・Eメール受信中・・・−

−センターに一件Eメール受信−

「きたぁぁぁ!!銀にぃ凄い!都合よくできてるもんだねェ!!」
感激している白刻を見ていい気になった銀時は自慢しながらせかす。
「早く、押せ。(誰かいますかー?やってるのかな、ここ・・・せっかくうちにきたってのによぉ・・・)って言ってるから!迎えにいかねェと」

         ぽちっ

『ふんっふんっ!』
そこにはなぜかメールをあけた瞬間にひとつの絵文字っぽいものが出てきてミントンをやっていた。

「・・・」

        カチっ

それを消すと白刻は
「何アレ!?何アレ!新種の悪戯メール!?期待を裏切る感じの!?ミントンやってたんだけどォォ!!あれでうつのかな?ちょっと見たいんだけど、うてんのかな!?」

「いや、ねぇよ。絶対ない、バグを見せかけてんだよ。ほら、今日えいぷりるふーるじゃん。ケータイ会社もバグ!?と思わせてうっそーん!みたいなノリなんだよ!絶対!」
なんだか騒ぎ立てる二人にさっきまで騒いでいた神楽と新八がよってくる。

「さっきから何やってんスか?きたんですか?メール」
新八はのぞきこむ。

神楽はケータイ画面を指差すと
「あ、来てるネ!銀ちゃん、メールマークでてるアル!」
すると、あっきにはなかったメールマークが浮かんでいた。
それに白刻は
「それ、違う。それ、大切なお客様だから!今、集中してるから邪魔しちゃいけないの!」

「いやまて!これはアレじゃない!新しいメールが来たんだよ、白刻。見ろ」
おおう!という歓声をあけてすぐに受信メールを押す。
すると、新しいメールが届いていた・・・20件連続で

「何コレェ!!同じ人なんだけどォ!嫌がらせ?いやがらせ?」
白刻はそういいながら一番初めのメールを開ける。

『お妙さん。なんですか、話とは!』

かかったぁぁぁぁぁぁ!!!
全員の心が晴れ渡る。
「というか、もうすでに一回おくってんじゃないですか!話があるって!」
その新八の言葉に、ア・・・と気づくが無視をしておく。

−「あ、やべェ。全二話じゃ終わんなかった」

 「作者ァァァァ!!!」

 「ちゃんと作ってから書けよ!」

 「後編2に続くアル」
 
 「後編だけそんな風にするんかい!!」

 「えいぷりるふーる前後にやれよ、やるなら!」

 「いいじゃん、銀魂アニメ最後クリスマスだったんだぞォ!!どーでもいいんだよ、んなこと!」

 「後編前編に続くアル」

 「まぎらわしィィィィィィ!!」

 -後編前編・・・もとい弐に続く!!−