二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂-白百合の旋律- 〔閑話篇〕 ( No.221 )
- 日時: 2010/04/18 12:41
- 名前: 椿薔薇 (ID: zc76bp3U)
- 参照: 遅れててごめんなさい><
閑話篇【四】「えいぷりるふーるってなんで嘘ついていいの?《終篇》」
さぁ、えいぷりるふーるからずいぶん時間がたってしまいましたが最終ですね。
今までご観覧ありがとうございました!
日向篇を終わらせ、次の月光篇まで超特急で頑張りたいと思いますんでよろしくおねがいします!
私がいない間に銀魂小説が大量に増えていて…追い抜かれて、なんだか長くやっているのに成長しねぇーなとか思ってますが、これからもおねがいします。
えぇ…っと…
「うぉい!もう始まってるから!作者!!これで最終っつてんだろ!そんな使って、終わんなかったらどうすんだよ!」
あ、ツッコミっぽいのが来たのでこれにて作者は失礼
「新八ィ!とうとう頭がおかしくなったアルか?メールきたネ!」
神楽が新八を悲壮な目で見ながら言う。
それには新八、きっと作者を恨んでいるのだろう。作者ったらもう…って自分か。
「神楽ねぇ、新八きたよー。早めに来たからすぐ終わらせられそうだねぇ!!」
きゃっほう!盛りあがっている白刻はボタンを押して進める。
『もしか…そのもしかですかァァァァァ!!!お妙さんは本当に恋愛にオクテですね!!なのに、すぐに結婚を決めるなんて…全くです!』
…その文を見て、顔を見合わせてから顔を誰もが暗くした。
「け・・・結婚?」
白刻はアレ?アレ?といいながら何度も見直す。
「ちょ…これやばいんじゃないですか?なんですか?告白どころじゃないですよ!?これは!!」
新八は汗を垂れ流しながら銀時を見る。
「なんで銀さんみるの?なんで?白刻でしょォォ!!どうにかしろってか?だってさぁ、もともと最初はあのゴリラ(結婚)前提に頼んでたじゃん?なるの当たり前っつーか…ねぇ」
銀時は今度神楽を見る。
そう、もしか。というのはゴリラ…ではなく、近藤 勲にとっては結婚ということになるのだ。
やはり、ベタは通用しないということに誰もが思った。
「どうするアルか、白刻…?姉御に殺されるヨ」
いや、考えてよ!分かってるって!このままいったら絶対に殺されるよ!
白刻はもはや、決心したように言うのだが…
「これさァ、別にさァ…エイプリルフールだし大丈夫じゃない?あ、でもどうせ、、、俺俺詐欺てきなぁ、新しい恋愛詐欺てきなぁ〜」
だがしかし、それが簡単にいくわけもなく…
ピーンポーン
チャイムが鳴ったのだった。
それに駆け付け、のぞくとそこには今一番会っちゃいけない人物がたっていた。
なんでか薙刀を持っていたようなきがしたが見ていないふりをする。
するとでる間もなくドアが勢いよく開いた。
「あら、いるんじゃない。私を待たせるようなことしないでちょうだい?」
強く薙刀を握り近寄ってくるお妙。
「姉上…?どうしたんですか?」
新八は尋常じゃない汗をどうにか隠そうと何度も顔をふく。
今日はあついですねーなんていう嘘をつきながら。
「新ちゃん、私の仕事用の携帯が姿を消したの。心当たりはない?」
それに誰もが白刻のもっている携帯を見つめる。
新八はすぐさま白刻から携帯を取り頭で言い訳を考えた。
脳細胞一つ一つを使って…
「あ、姉上!これじゃないですか!?部屋に落ちてて、そのまま置いて行くのもなんだと思って…一回ストーカー、じゃないや…近藤さんに取られたんで取り返してそのまま持って帰っちゃったんですよ!ごめんないさい!」
もの凄く頑張った新八だったが…
「ちょ、白刻!テメーなんだよ、アレお妙のじゃねぇか!!」
小さい声で銀時が言う。
「白刻!やばいアル!でも、このままいけば殺されるのは新八ネ!よかったアルなー」
酷いことを言う神楽だったが
「だってさぁ、拾ったんだもん、姉御の家で…姉御のだってかぎらないじゃん!男の名前たくさんのってたけどさぁ…」
「それ!絶対そうだろぉぉ!お水だぞ、あいつの仕事!」
あ。
思い出したようにいう白刻であった。
「…新ちゃん。嘘はいいのよ、ゴリラが私の家におしかけてきたの、結婚届けを持って。全部しってるのよ、本当のこといってちょうだい…?」
薙刀が新八すれすれにふりおとされる。
「んぎゃぁァァァァァ!!姉上、ちょ、言いますから!」
そして、えいぷりるふーる作戦は成功したっちゃしたが失敗っちゃ失敗のおわったのだった。
話によるとゴリラが結婚届けを持ってきて、それを破り捨てたがなんだか意味のわからないこと…(オクテ)とかなんとか行って来たから殴り飛ばして、来たそうだが…その後ぜんぶ話を聞いてやって来たのだという。
最終的にぼこぼこにされたのだが…最後にお妙が言った言葉は…
「あのゴリラがえいぷりるふーるなんてしってるとおもったのかァァァァァァァ!!!」
あぁ。そうか…そこにいる誰もが、嘘はよくないのだとえいぷりるふーるってなんだろう…と思ったのだ。
きっとそれいこう万事屋のカレンダーにエイプリルフールの文字は消え、存在すらも忘れられることだろう。
—
その後、白刻はメールを全部消せ。と言われまた携帯をひらくのだが…そこには新しいメールが届いていた。
開くと…
「あ」
あの絵文字が倒れていた。ミントンが横に転がり、血で《ムリ》と書かれているのが見える…
「やっぱ、うてないよね…」
そう呟いてから白刻はそのメールを消した。
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