PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂-白百合の旋律-『白銀想篇』 ( No.48 )
- 日時: 2010/01/19 21:10
- 名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15421
第壱拾訓「笑顔」
白夜叉は手に巻いていた包帯を取って、白刻をチラっと見た後包帯を白刻の手に近付けた。
目を覆った私の手に何かが触れた
「ん…?」
手の隙間は白かった、赤いものが点々と付いている。
白夜叉が手に巻いていた包帯だ、それをみて私は笑ってしまった。
「こんな汚いのじゃ、拭けないよ」
泣きっぱなしの私は一瞬で笑顔になった
その言葉に
「なんだとてめー!それは俺の手に巻いてあったからか?それとも血がついてるからかァ?」
「どっちも」
すぐに私は即答した。
バッと手を前に突き出すと
「俺がせっかく…恩知らずな奴だな、おい!」
そうしたらプッと二人で吹いてしまった。
笑った。
「よし…お前は笑顔のほうが似合うんだから笑ってろ!いいか、泣くなよ?もう泣くな」
すると後ろから笑い声がした
「銀時、何言ってるんだ貴様は。いいところばかり持ってきおって」
「アッハッハ、くさいこと言うのぉ!爆笑もんじゃ」
それから「うるせー!」と言いながら乱闘が始まり。私はそれを笑いながら見ていた…
そしてその私の姿を見ている男の姿があった
近付くとその男は
「高杉 晋助…」
とだけ言って言ってしまった。
それから、白夜叉のにーちゃんと喧嘩をしていた
桂…ヅラにぃ 坂本…辰にぃ
ともしゃべった。
高杉…晋にぃとは少しではあったが話をしていた。
なのに白夜叉のにーちゃんの名前だけ、なぜか聞き逃してしまった…
それからは攘夷戦争の話や黒蒔のこと皆のこと、一日だけではあった。
いや3時間だけではあったけど長く感じた、とっても楽しくて…
短く感じるのが普通なんだと思うけど私には長く思えた…
PR