二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂-白百合の旋律-『白銀想篇』 ( No.57 )
日時: 2010/01/21 20:43
名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15421

第壱弐話「帰る場所」

それから…私は走って走って、村などを行き来しながら過ごしていた。

左手には、あのときにーちゃんがくれたお守り…ではなく包帯を巻き、腰には晋にぃからもらった刀が鞘の中におさまっている。

そして約束を果たすため村などの情報を頼りに銀時を捜しに来たというのだ…

「…思い出した…?」
白刻は話し終わった後に聞いた

「あたりまえだろ!いや、え?でも本当に?」
まだ少し信じられないような眼差しで見てくる

「うん!この包帯、あの時のだよ…お守り!刀も!」袖をめくる。
そこで、話などでやっと信じたのだった

「よかった、にーちゃん達死んじゃったかと心配だったんだ…」
胸をなでおろすと笑顔で言う
「でも泣かなかったんだ!約束したから!」

「…そうだな。うん、…お前名前は?そういえばきかなかったよな?」
恥ずかしかったのか話をそらして思い出したように聞いた。
神楽はうとうとしながら聞いている(?)
新八はリアクションをしながら聞く

「私も聞きたかったんだ!私の名前は薇舞 白刻」
ペンをどこからともなく取り出すとチラシの裏に書く

「俺は坂田 銀時だ。こっちの横のが神楽と新八」
手を向けながら説明をする。

「・・・んーじゃぁ、銀にぃ!よろしくね」
手を前に出して握手を求める白刻

「あぁ…おい、ちょっと聞いていいか?」

「なに?」

「俺のところに住ませて…とか言わないよね?ねェ」
よろしく。の言葉が心に引っかかったのか今までの経験から確かめる

「?なに言ってるの分かってるでしょ?よろしく…ってどのことだと?」
=そうだよ、うん。
ということになるのであった…

「えェェェ!?ちょ、いきなり来て何言って…無理だよ?これ以上…」
その言葉に神楽は

「いいアルよ。銀ちゃん、困ってる人を助けるのこそ万事屋の仕事ヨ」
即答。

「困ってるの?これ、こっちが困るんだけど…」

「よろしくおねがいしまーす!」

「すいません…影薄くないですか?僕。」

「「「いたの?」」」

「白銀想篇END」