二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂-白百合の旋律- 『日向篇スタートォォ!』 ( No.66 )
日時: 2010/01/23 11:39
名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15421

第壱訓「酢昆布、女」

ある日のこと…
「白刻〜なんか甘いもの〜」
「ついでに酢昆布〜」

…なんていった命令で私、白刻は居候の身としておつかいにでかけたのでした。

「ふぁーァ、朝からおつかいなんて…」
頭を掻きながら白刻はダルそうに金右手に歩く。

白刻がここにやってきて三日も立っていない…
  
…がでたらめ地図や話などで何がある、だとかを一番最初に教えられたのだった。

「駄菓子屋ー、酢昆布って何枚買えばいいんだろ…」
そんなことを言いながら歩いていると勘がさえていたのか直進しただけでついてしまった。

いかにも駄菓子屋な懐かしい(?)臭いがする…
「失礼しまーす…」

私は入るとすぐに酢昆布を物色する

すると、話し声が耳に入ってきた。
『ねぇ、日向ちゃん来た?』
一人は店のおばさん

『いいえ〜本当にどうしちゃったのかしら』
困ったわー、おばさんポーズの立ち話相手。

『ここ半年…全くよねぇ、毎日来てくれていたのにねぇ』
おばさんたちは心配そうな目で話している。
そんな姿を見て私はいずらくなり、全く見当たらない酢昆布をあさりだす

『あれから違う子が昆布いっぱい買うようになったけどねェ』
多分、神楽のことであろう。

「あっ」
駄菓子の奥にあった酢昆布の箱をわし掴みにするとおばさん達のところにお金を置いてすぐに走った

『あんた!お金足りないよ!』
…なんていう声が聞こえたような気もし…なかったので私は甘いものを探しに走った。

そんな間でも店の前にいたおばさんやおじさんが日向…という言葉をだしているのに気付き、流石に私も疑問になった。

「銀にぃー!神楽ねぇー!新八ィー!」
…と言いながら走り甘いものを無視して万事屋に戻る