二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【REBORN】 大空の覚悟 ( No.10 )
日時: 2010/02/05 06:14
名前: 銀翼 (ID: lwFCsR23)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

   標的12

その頃、イタリア某所————

「こっちだよ、ユキ。」

「ったく、だから嫌だったんだ、無理にでも出るの。」

「しょうがないだろう?これはボス直々の招集なんだ。」

「だからって何でお前と・・・・。」

銀髪の青年は不機嫌そうにため息をつきながら言った。

「これもボスの命令、かな?」

「あんのクソボス・・・・。」

黄色のニット帽をかぶった青年が答えると、銀髪の青年は大空を見上げ、ため息をまたついた。

「俺の体はちょっとしかもたないんだ。話って何だよ。」

「まぁ当然だろうね。見回りに来た奴らに見つかったら元も子もないし。」

「だったら呼ぶなよ。そろそろ時間だ。」

「悪かったね。じゃあ本題だ。今度僕が君を呼んだら、日本の並盛町の沢田っていう家に出てきてよ。」

「何だよ、その細かい指定は。並盛でいいだろ?めんどいし。」

銀髪の青年は、頭をぼりぼりかきながら言った。

すると、ニット帽をかぶった青年が、微笑んだ。

「ちゃんとした格好できてよ。シエロファミリー雲の守護者にふさわしい服装でね、ユキ。」

「うっせーなぁ・・・。」

「話はココまでだ。じゃあ頼むよ。」

「あいよ。」

めんどくさそうに銀髪の青年が言うと、彼は跡形もなく消えてしまった。

ニット帽の青年も気にせず、灯りがある方へ歩いて行った。

  続く

ちょっと短めw