二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【REBORN】新たな大空 ( No.5 )
- 日時: 2010/01/19 06:10
- 名前: 銀翼 (ID: lwFCsR23)
標的7
「ボンゴレェ〜〜。」
放課後、校舎を出ると、里純が手を振っていて校門の外で待っていた。
「あの、他のファミリーも連れて行っていいでしょうか?」
綱吉は聞いた。
「いいっスよ、つかそう言われてますから。そちらの雷の守護者のパーマの人はこちらでもう修行場の裏山にお呼びしてますからご心配なく。なるべく全員を集めるように言われてんで、さーせんけどあの風紀の人と眼帯の子を連れてきてくれるとありがたいんですけどね。以上。」
里純はノートパソコンを見ながら長々と語った。
「雲雀さんとクロームは難しいですよ・・・。」
綱吉は言った。
「じゃあ、この場所に呼ぶだけ呼んでください。あとは俺が何とか引っ張り出すんで、おたく達は眼帯の子を裏山に連れてきてください。」
里純はそう言って、綱吉達をまた校舎に戻した。
30分後、後から割ってきたリボーンが何とか説得して、雲雀は里純の所へやってきた。
「僕は忙しいんだ。早くしてくれないかな?」
「了解。じゃ、ボンゴレ達は眼帯の子をお願いしますよ。」
里純はノートパソコンを閉じて言った。
綱吉・獄寺・山本・了平・リボーンはクロームを迎えに、黒曜ランドへやってきた。
「いきなりこんな大勢で大丈夫かなぁ。」
「心配ありませんよ、十代目!部下はボスに従うのが当然です!!」
「ま、何とかなるだろ。」
山本の言葉で、綱吉達は黒曜ランドの中へ入って行った。
「クローム!いるー!?」
あの時、骸と闘った建物の中に入り、クロームを呼んだ。
その時、ソファーの物陰から、クロームがひょっこり出てきた。
「ボス・・・?」
きょとんとした瞳でクロームが言った。
両手で三又槍を握っていた。
「クローム、ちょっと一緒に来てくれないかな?修行・・・なんだけど。」
綱吉が聞くと、クロームは少し時間をおいて、小さくうなずいた。
案外あっさりとOKしてくれたクロームに少し綱吉達は驚いた。
「骸様のために強くならないといけないから・・・。それに、ボスが来てほしいっていうなら、いく・・・・。」
クロームは少し頬を赤めて言った。
「よし!コレで全員揃うな!いざゆかん、裏山へ!!」
了平は建物のどこにでも響くような大声で言った。
続く