二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン†君と一緒に† ( No.152 )
日時: 2010/02/05 15:11
名前: 美羽 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)

#07 岩使いのヒョウタ

次の日———
ムックルの声でベットから上半身を起すユウナ
ベットの下には、ルナが丸くなって寝息をたてていた

(猫か。)

心の中でつっこんだ後、ユウナは起さぬようにベットから降りた


クロガネは、朝でも作業員の活気であふれていた。

——まだ、捨てたものでは無いですね。

何処からか、声がしたのか、ユウナは後ろを振り返る。でも誰も居なかった

「………?」

でも、まさかさっきの声が、“アノ”声だとは、まだ誰も知らない。



———昼。

「さぁて!!!! 一発勝ちますかァ!!!」

クロガネジム前、ユウナは、左手の拳を突き上げて言っていた

(男か。)
《いいじゃねぇか、男気のユウナも》
(黙ってろ。)

ユウトとクウトが心の中で会話しているのを横目に、ユウナはジムの中へと入っていき、ユウトもそれについていった




「————あなたが、ヒョウタさん?」
「あぁ、そうだよ。君は…?」

ヘルメットを被った、朱色の髪の青年が問う

「私は———ユウナ。だよ」
「そう、じゃぁ審判。お願いしてくれないかな」
「はっ!」

——月の瞳は、岩を見、そして、確信する

「ずいぶんと、自信満々の瞳<め>しているね」

ヒョウタは、薄笑いを浮かべながら言った。
ユウナも、余裕の笑みを浮かべ言う

「えぇ、だって……勝てるから」
「ふぅん、でも僕だってジムリーダーだからね。容赦しないよ」
「容赦したら、こっちが許しませんよ?」
「……言い訳は無用だよ、自分の実力に自負している挑戦者」

そういわれても、ユウナは余裕の笑みをしていた
まるで、「どちらが自負しているんだ」という笑みを


(まぁ、ユウナの実力は本物だからな……。なめてもらったら困るぜ、ヒョウタさん)


「では、チャレンジャーユウナさん対ジムリーダーのヒョウタさんの公式試合を開始します!!」


続く