二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケモン†君と一緒に†外伝UP ( No.319 )
日時: 2010/02/14 19:34
名前: 美羽 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
参照: つかの間の休憩はまるで運命の間奏曲のよう———

#19 間奏曲

「へぇー、一瞬かー。流石ユウナだな」
「こ、子供扱いしないでよね!」

夜。ユウナとユウトは今までの旅の事を話していた

「でも、ヒョウタさん弱かったよな」
「それもそうだったね〜」
「お前達は…まったく…」

ユウナ、ユウト、レッド、シルバーは同じ席で話をしていた

「あはは、でも勝っちゃったんだもん♪」

ユウナはポテトを口に運びならが笑顔で言った

「まったく……ポテト貰うぞ」
「あっ、シルバーてめぇ!!」
「あ、じゃぁ俺も」「えぇ!?」

シルバーとレッドは、ユウトの持っていたポテトを取り、食べた
ユウトは少し不貞腐れたが、ジュースを飲み、落ち着いた

「でさ、ココのジムもやるんだろ?」
「あ、うん。ね?」
「あぁ」
「ココのジムは…草タイプのナタネ、だったはずだ」
「って、シルバー、自分の分のポテト食えよ
「だが断る」

薄笑いを浮かべながらポテトを口に運ぶシルバー
普段ならこんな事はしない

「何かシルバーってさ、ユウナ達の前だとこんなんだよなー」
「…こんなんって…先輩」

カラカラと笑うレッドに、シルバーは軽く睨みつけながら、また薄く笑った

「なぁシルバー」
「はい?」
「別に、ゴールドの真似して先輩って言わなくていいんだぜ?」
「え…でも…」

急にそんな事を言われたので、しどろもどろになるシルバーに、レッドは優しく笑い、言った

「だって、こいつ等ブルー以外呼び捨てだし」
「「だってブルーさんだもん」」
「まぁ、姉さんだしな…」

間髪居れず、それにぴったりハモって2人は答えた
それにシルバーは相槌をうつ
まぁな。とレッドもほくそ笑む

「まぁ、要するに俺は呼び捨てでもいいぞ、シルバー
あ、でもゴールドとかがいない時な」

色々五月蝿いし。と付け加えレッドは言う
シルバーは素直に頷き「はい」と答えた
その様子を、優しく笑ってみていたユウナとユウトは

(何か、シルバー優しくなったね)
(そうだな)

と、アイコンタクトで会話した2人であった


—この空気、壊したくない…
心の奥でそう思ったユウトだった

続く