二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ†君と一緒に† 1話うp ( No.36 )
日時: 2010/01/23 17:15
名前: 美羽 ◆.EcUKTtzGA (ID: ixDFu4/i)

#02 出発

—お前はグレイ!!! かっけぇだろ?
—……シアッ!!!
—あなたはフィア。可愛いでしょ?
—フィーイッ!!!




「おはよー………」
「遅い」

俺が下に行くと、ユウナはもう着替えて準備万端だった。まぁ服装は何時ものワンピースなのだが

「しかたねーだろ。クウトが遅くまで起きてたんだからよ………」

俺が寝ていようと居まいと、クウトが起きてれば俺の身体は寝てないことになる。複雑すぎる


「言い訳無用、問答無用」
「一緒だと思うけど………まぁいいや」

ユウナは、ユウトが椅子に座ると、蜂蜜とバターを乗せたホットケーキが出てきた

「早く食べてね、お昼には行くから」
「昼………? って、マジでぇぇぇえぇえ!?」

ユウトは、壁に掛けられてあるローマ数字の時計を見て叫んだ。
短針はⅩⅠのちょっと前。長針はⅩⅠをさしていた。(10時55分)

「早くね。フレンドリィショップにも行くんだから。買出しに」
「お、おう!!! まっふぇろ(待ってろ)!!! すふおはらせふはら(直ぐ終わらせるから)!!!」

ユウトは、口いっぱいにホットケーキを詰め込んで言った
汚い。と言われたのは言うまでもない

        ***


昼(11時半)になり、2人は玄関前に居た

「じゃ、行って来る!!!」
「行って来ます!!!」
「うむ、頑張るのじゃぞ。あぁ後これも……」

博士は、白いペンケースなようなモノ三つさしあげた

「コレは………?」
「バッチケース、リボンケースじゃよ」

バッチケースは、2人に。リボンケースはユウナに渡された

「あ、ありがとうございます!!!」
「あんがと! じっちゃん!!」
「頑張るのじゃよ。そして、宿題は早めにな」

宿題。それは授けられたイーブイをリーフィアとグレイシアに進化させることだ
2人は顔を向き合わせて、元気に返事をし、外へと飛び出した


残った博士は、半分嬉しそうに、半分不安そうだった
(ソノオタウンには、気をつけてくれ………)


そして、ユウトの中のクウトは何時になく黙っていた
(ソノオ………何が待ってるんだ………)

続く