二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ†君と一緒に†31話UP ( No.436 )
日時: 2010/03/12 18:53
名前: 月音 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)

番外編『幼馴染』+ユウトSide+(学パロ)

「つぅーかぁーれぇーたぁー」

机に顔をつけてる幼馴染に俺は問う

「………何に」
「テスト勉強」

お前は人をあざ笑ってるのかこの秀才め。女子が睨んでるぞ。違う意味で

「だってさぁ、このテストが高校に続くんでしょ? 1・2学期は成績良くてもさぁ、3学期が全てなんでしょ? だから頑張んないとさぁ………」
「…確かに、な。でもユウナなら大丈夫じゃ
「大丈夫じゃないの!!! 私はレッド先輩と同じ高校に行くの!!」

バンッ、と机を叩いて豪語するユウナ。てか同じ高校に行くの。マジで………。

「がんばれ、ユウナのお陰でその高校、入る人増えると思うけど」
「何で?」
「だって……」

ユウナが行く=ゴールド・シルバー・俺がも行く。って事になる
まぁ、ユウナは筋金入りの鈍感娘。気付くはずも120%無い。ま、鋭くなっても困るけど。鈍感娘であって惚れてるもんだからな。多分

「……ま、頑張ろうな。テスト」
「…………うん!!」
「じゃ、ゴールド達待ってるから帰る」
「ん、ばいばーい」

俺はバッグを持って教室を出た。と、その前に

「ユウナを泣かせたら、怒るから」

と、女子グループに釘を刺しておいた。というかこれは日常と化している
どうも、俺の言葉は効くらしい(黒いらしいから)



玄関を出ると、不良…もとい、ゴールド&シルバーが待っていた

「おせーぞ、ユウト」
「……おそい」
「悪い、ユウナと愚痴ってた」

そう言うと、瞳の色が変わった。判り安すぎて逆に面白い

「で。どんな話していたんだ?」
「テストの話とー、高校の話」
「え、何処行くっつてた!?」

この2人……ユウナの事になると……ったく

「レッド先輩と同じ高校、って言ったら、お前等行くのか?」
「「行く」」

ばっちりちゃっかりハモってるし。まぁ俺も行くけど。……

「ゴールド、お前行けるのか?」
「んなっ!!! 聞き捨てならねーぞ!!!」
「………行けないに一票」
「俺も」

キツイ一言を言われて、落ち込むゴールド。受け止めろ、真実を

「まぁ、死ぬほど頑張れば………なぁ?」

と、シルバーにふってみる。シルバーも頷いて言った

「死んだらいいんじゃないのか?」
「いや、それはダメだから。……ま、寒いから帰るぞ、ゴールド」

ハーッと白い息をだして言う。シルバーも俺も寒がりだから凄く帰りたい。

「………ゴールド、行くぞ。寒い。凄く寒い」

シルバーは、顔を赤くして言った。さすがにめちゃ寒い。なので俺はゴールドを置いて行った



「って、待てよ二人ともおおおおおお!!!!!」
「あー、寒いなー、シルバー」
「そうだな」
「スルー!? スルーしちゃう!?」

うん。スルー。
ザクザクと雪を踏みしめる音が気持ちいいと感じた頃、俺の家が近づいた

「あ。んじゃ、明日な、2人とも」
「あぁ、明日」
「寝坊すんなよー!!」

「ゴールドがな!!!!」
「なっ!!!」

オワタ←

季節はずれにも、テスト週間ネタ(
ちなみに学校構成が俺の中学校イメージれす(