二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ†君と一緒に†36話UP ( No.501 )
日時: 2010/03/26 21:57
名前: 月音 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
参照: サファ子の口調は…半分捏造(

#37  決意

「レイシン地方……カムイシティ……。聞いたことあるわ……そう、シンオウに一番近い地方……」
「はい。………今から、“最後の決着”が始まります」

その言葉に、12人と数匹は真剣な顔つきになる
その時、ユウトが言った

「……やっと、こいつを使うときが来たよ」

ユウトは腰につけてあるボールの一つをとり、閉会スイッチを押した

そこから出てきたのは……

「エルレイドのレイド。キルリアの進化系さ」
「って………コイツ、“刃ポケモン”って……」
「そう、だから今まで出せなかったんだ」

でも、と力強く言い、続けた

「俺は、もう逃げない、弱い自分を乗り越える
………レイド。今までゴメンな、……力を貸してくれるか?」

ユウトは半分不安気味にレイドに訊く
レイドは、当たり前だ。とでも言うように頷いた
その反応にユウトは顔を明るくし

「ありがとう!!!!」

そう言い、レイドに抱きついた
レイドは一瞬驚いた表情をしていたが、すぐに優しい表情になった

「エルレイド……Beautifulなポケモンだなぁ……」
「そうったいね、まるでサーナイトと夫婦見たいにみえるけん」
「そーだな、それにカッコいい」

ルビーサファイアエメラルドのホウエン組は、エルレイドに関心を抱いていた



ユウトはレイドをボールに戻し、腰につけた

「………さて、行きますか」
『あぁ(えぇ/はい/OK/…あぁ)!!』


「じゃぁ、じっちゃん。………生きて帰ってくるから」
「あぁ、………ユウト、あの2人にも、言って来たらどうだ?」
「………うん、ごめん。皆ちょっと待ってて」

そう言い、ユウトは中庭に行った
それについていく所有者達


ユウトが向かったのは、二つの墓前

「父さん、母さん。……俺、大事な戦いに行ってくる
大丈夫。次に目を覚ましたときも俺生きてるから
俺がディアルガの能力を受け継いだことも知った
………父さん、母さん。……行ってきます」

そう言い、ユウトは研究所に戻っていこうとしたが
一度振り返り、3匹の名を言った

「ヨル、スズ、ハナ!!!」

すると、ヨルノズク、ピジョット、キレイハナの3匹がやってきた

「あ、あれは……ユウナさんのピジョット…」
「………それに、ヨルノズクとキレイハナだ……」
「そ、カントーとジョウトで捕まえた3匹
……保健のために、連れて行く」

3匹をボールに戻し、ウエストポーチにボールをつけた

「……じゃぁ、今度こそ。フライ!!!」
「フラァッ!!!(準備は出来てるよ!!!」

「よし、プテ!」
「リザードン!」
「グリーン、乗せてね♪」
「………勝手にしろ」

「ピーすけ!」
「ユウト、フライゴンに乗せろ」
「はいはい」
「ヤミカラス」
「ネイぴょん!」

「ねぇ、サファイア……」
「判ってるけん。とろろ!! エメラルドも乗せるったいね!」
「あ、あぁ。ありがとう」


「ボーマ!!」
『またアノ場所ですね、マスター』
「えぇ、お願いね」


そして、13人と9匹は、シンオウを飛び立った


———いってらっしゃい。

と、ユウトは何処から聴こえたという


続く