二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 。闇夜の最後。【D灰】 ( No.2 )
- 日時: 2010/01/24 08:26
- 名前: 黒蝶 (ID: xTLxRpAm)
+ 1粒 +
だけど壊れない。直らない。
だから私はこの暗い世界を壊すの−−−−−・・・・・・・・
「ぅおあっ!?」
「ア・・・・・・アレン君!?どうしたの?」
「アレンにしてはめずらしい叫び方だったさ〜」
此処は黒の教団。アレンがご飯を食べている最中に寝てしまった。
リナリーとラビは隣にいて、アレンが起きるのをまっていたところ急に起き上がった。
「めずらしいな。アレンが食べてる最中に眠るなんて」
その横をリーバーが歩いていく。
「あ・・リーバーさん。なんか急に眠気に誘われて・・・」
アレンの眠っていた夢の中は白い空間と無数の扉。そして1人の少女がたっていた。
(・・・・・・・・・なんだったんだろう・・・?)
アレンの中はプログラムって何?壊すって何を?という疑問が増えていくばかりだった。
(あんまり聞き取れなかったけどはっきり覚えてるのは・・・1人の少女の寂しげな・・・・・・・・・・・顔)
「アレン君ッ?どうしたの?ボーッとして・・・」
「え?い・・・いや。何でもないです」
リナリーは不安そうにアレンを見る。その横でラビはアレンの頬をつついていた。
「ッラビ!何すりゅ」
「ぎゃはは!アレンうけるさ〜」
アレンが振り向いたトキにラビは親指と人差し指でアレンの両頬をつまんだ。
その後滑舌が悪くなってうまくしゃべれないアレンの声でラビが笑っていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ア・・・・・・・・・・・・・・アレン・・・・・・・・・・・・・・・さん?」
アレンの顔は無言で怒っていた。
「ちょぉぉぉ。リナリー。助けてさ!」
「自業自得よ。ラビ」
リナリーは片付けてその場を去っていった。
「アレンさんっ!とととととりあえず落ち着くっさっ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・はぁ。ラビが落ち着いたらどうですか」
アレンは溜息をついて、仕方ないと言うようにラビに落ち着いてと言い聞かせ戻っていった。
「・・・・・・・・・・・・・・・あ。ラビ?それ片付けてくださいね?」
黒い笑みを残してアレンはもどった。
「ラビ。もう御前あんなことするなよ。」
「分かってるさ〜。リーバー・・・・・・・・」
ラビは落ち込んで仕方なくアレンのと一緒に片付けていった。
「重っ。アレン綺麗に食べてこの重量って・・・どんだけさぁ・・・」
(誰だったんだろう・・・?)
アレンは自室に戻ってもまだ。考え事をしていた。
ねぇ
(!!??)
あなたも私と同じ。「ノア」じゃないノ・・・?
(ノ・・・・・・・・・アッ!?)
その言葉だけを残してもう声は聞こえなくなった。