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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: キミに追いつくその日まで 【テニプリ】 オリキャラ募集- ( No.143 )
- 日時: 2010/03/16 13:10
- 名前: 亮 (ID: nWdgpISF)
−第11話−
「おっし! 皆、練習するぞー」(蒼)
「「おー!!」」(テニス部一同)
あの葵と蒼の試合から、早1週間とちょっと経った、土曜日。
蒼は持ち前のリーダー気質で、いつのまにかチームの中心にいる。
「ちょっと待てッ 蒼! それ、私のセリフ!」(葵)
「あー、葵先輩。 もう来ちゃったの?」(蒼)
「“来ちゃったの?”じゃないでしょ! 仕切るのくらい、部長にさせてよね」(葵)
「はい、はい」(蒼)
葵にそう言われ、しぶしぶ下がる蒼。
「んじゃ、今日は報告がありまーす」(澪)
「だから、それ私のセリフ!!」(葵)
葵は完全に、手塚のような“統率主義”ではなく、白石の“放任主義”だ。
部員達が頼もしすぎるのもあるようだけれど。
「えーっと、気を取り直して・・・ 今日の練習は中止です」(葵)
「「は?!」」(女テニ)
葵の唐突な発言に、メンバー達はヒソヒソと話し始める。
練習を中止にして、何をするつもりなのか。
「男テニが、今日ランキング戦なのは知ってるよね?」(葵)
「知ってまーす」(瑞生)
「私たちの方も、予定より早いけどランキング戦をすることになりました。 ———ごめんね」(葵)
と、言うわけで。
前置きが長くなりましたが、女テニの方も校内ランキング戦のスタートですv
「このランキング戦は、男テニとは違って、関東、全国へ行くためのレギュラー決めだからね。
都大会だけだとは、思わないでね」(澪)
さァ、戦いが始まる。
もう、メンバーのめには光るモノが宿っていた。
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