二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【REBORN!】&【BLEACH】コメください!! ( No.5 )
- 日時: 2010/01/24 01:31
- 名前: 風梨(カゼナシ)+2 (ID: sZYVBtdn)
第五話
虚を倒し終わった一護は、並森の空上付近を飛び回っていた。
『ったく、あいつら何処にいんだよ』
とりあえず商店街に身をおろす一護。
「ルキアー!コーン!
……………ん? なんだ、あの人だかり」
気になった一護は死神という事も忘れて「すみません」といいながら人混みをかき分けた。
やっと最前列に近付けた時、驚くべき光景が目に入った。
コン(つまり一護の体)の上に中学生らしき男がのっかっていた。
コンは完全にノックアウトされたらしい………。
その後ろには連れらしき中学生の5人(男3人、女2人)が呆然と立っていて、角に立っている黒髪の女を見ていた。
「ルキア!!」
一護に気づいたルキアは、同時に事の大きさを実感してきたらしい。徐々に顔色が青ざめていく。
「何があったんだ ! って、何で俺の体が!!」
倒れている自分の体を指差しながら焦って言った
「いや、コンとはぐれてしまったと思ったら、コンがが女2人を襲っていて……」
ルキアは気まずそうに言い訳をしながら5人の内2人を指差した
「なに一人でしゃべってんだ、あの女……」
五人の中の一人、真ん中分けの男がつぶやくのが聞こえた。
恥ずかしさを覚えたのか、
「と、とにかく さっさと自分の体に戻れ!」
と、俺にむかってルキアが言ってきた。
「い、いわれなくてもそうするって!」
2人はコンの所へと急いぐ。
「おい、そこのガキどけ!!」
コンの体にのった男は、さっきまでの勢いがなくなったように
「ひぃ! す、すいません!」
と言って、一護の体から離れた。
ルキアが縛道をといて義魂丸をとりだし、ようやく一護は元の体に入る事ができた。
「ルキア!お前はこんな道ばたで縛道をかけたのか!ボロボロじゃねーかよ俺の体!」
体のアチコチにできた傷が痛かったにので、一護はついルキアに怒鳴りつけてしまった。
「………さっきからこっちが黙っておれば………
こっちもいろいろと大変だったのだぞ!!」
「逆切れかよ!!」
と、睨みあう高校生をみて中学生は唖然としている。
さっきつぶやいた真ん中分けの男を先頭に、5人の中学生が俺達の近くで腰を抜かしていた男めがけて駆け寄ってきた。
「10代目!大丈夫っすか!!」
10代目と呼ばれた男は高校生をみて唖然としている。
黒い帽子をかぶった子どもがつぶやいた
「ツナの死ぬ気弾を受けて平気で立ち上がるなんて……一体何者なんだ?」
「しかも、さっきよりも(心無しか)目付きが悪い気がる……」
「おい、なんだお前ら!!!」
真ん中分けの男がダイナマイトを持って挑発的に言ってきた。
「だ、ダイナマイト!?
お前らこそなんなんだよ……」
オレンジ色の頭をした高校生は、かなり慌てている様子だった。
「やめとけ,獄寺
おい、そこの高校生」さっきつぶやいた黒帽子が止める
うっかり口をすべらした一護
「また変なのがでてきた!」
それに真ん中分けの男が、
「リボーンさんに向かって変なのとはなんだ!」と反抗する。
「どうでもいいけど、この人だかりをどう始末するつもりだ?」黒帽子が言った
「え?」
その場に居た8人が騒ぎを大きくした事を把握するのに、そう時間がかからなかった………
「なに、ケンカ?」
「おい、高校生が起き上がったぞ」
「救急車、いや、警察を呼べ!」
あちこちから聞こえる野次馬の声
「………やっべ……、ルキア」
「ま、任しておけ」
焦りながらもルキアはバックの中から記憶置換機を取り出した。
そしてスイッチを押すとたちまち煙が広がった
「逃げるぞ、一護」
「分かってるって!」
ルキアを先頭に人混みから離れようとした一護達
中学生5人が後ろで何か騒がしいく言うのを背中で感じながらもこの場を離れようと走る………。
だいぶ商店街から離れた所まで走った所…………………
急にルキアが立ち止まった。
「何してんだよ!
ぶつかりそうになったじゃ……………」
一護はぼやいたが、
一瞬でルキアが立ち止まった訳が理解できた。
さっき商店街にいたの5人の中の一人がバットを俺達に突きつけて立っていたのだった。
回り道か……!
「お前、どうして………」ルキアが驚く
「わりーな、小僧があんた達に用があるんだってさ」
その男はあははと笑うものの、バットを下ろす気配がない………
反射的に逃げ場を探そうと後ろを振り向くが。
そこにも先ほどのボクシングの構えをした男とダイナマイトを持っている真ん中分けの男が………
その後ろにはリボーンと呼ばれた赤ん坊がニヤリと笑っていた。