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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.10 )
- 日時: 2010/01/28 22:30
- 名前: うっさー ◆/bzwarKBcE (ID: 3L0NyJ0C)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=11996
*+第百三十二話+*
「跡部さん、唖李栖と一緒に謝りに行きます。なので、一緒に行ってくれませんか??」
輪廻の言葉は周りを驚かせた。
さっきまで、散々拒絶しあった人にまさかのお願い。
「何で、この俺が行かなきゃなんねーんだよ」
跡部が嫌そうに言う。
まぁ、当たり前であろう。
「私だけじゃ、唖李栖を止められないから」
輪廻は下を見ながら呟く。
「それに、私の言うこと聞かなくても、跡部さんなら聞くらしいです。だから」
輪廻は跡部と目を合わせる。そして「お願いします」と言う。
「ったく、手のかかる奴らだな。仕方ねぇ、俺様が着いて行ってやる」
***[次の日]
「じゃぁ、行ってきますね。先輩方」
ニコッと笑う唖李栖。
「今日は、怪我をしないで帰ってきますから」
対照的に輪廻は少し、暗くて。
「俺様が着いていってやるんだ。問題はねぇだろ??」
跡部の言葉を聞くと、輪廻はにっこりと笑う。
「そうですね。だから、逆に問題を起こしたくなりますよ」
輪廻が言えば、跡部は少し笑って。
「え??」
輪廻が不思議そうな顔で跡部を見る。
「お前がいつも通りにしねーと、俺様が狂うんだよ。さっさと行くぞ」
跡部が言えば、唖李栖は「ま、待ってください!!」と後を付いて行く。
「な、何なの。ちょっ、何なのよ」
もちろん、輪廻の頭の中はパニックに陥っていて。
「ま、深く考えない方が良いと思うぜ」
そう言うのは、宍戸。
「そうそう。アイツの言葉に一々、反応してると埒あかねーぞ」
岳人も苦笑いで言う。
「そういうこっちゃ。自分、早く行った方がええで??」
忍足が言うと、輪廻はペコッとお辞儀をする。
「あー!! もう、あんなコト言われると、調子狂うよー」
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