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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.128 )
- 日時: 2010/03/06 23:35
- 名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: 3L0NyJ0C)
- 参照: ボクノタイセツナモノ。ソレハ、キミノタイヨウノヨウナエガオ。
*+第百五十二話+*
「「「始まった」」」
***
3人の者が、それぞれ違う思いでその試合を見る。
一人は心配そうに。全員の身の心配をして。
もう一人は嬉しそうに。この展開を待っていたかのようで。
もう一人は、ただ、ただ、試合を見に来ただけ。
でも、この暴走する者の、理解者である人物。
***[過去の記憶]
「はぁ、はぁ、はぁ」
輪廻は肩で息をしている。相手は、倒れていて。
「りん「もう1ゲームするよ」」
冷酷な輪廻の声。姿。何もかもが有り得ない現状。
「早くゲームしようよ。じゃないと」
『自分に嫌気が差すから』。口パクで輪廻は呟いていた。
「おい!! お前、何やってんだよ」
そう言って現れたのは、男の子。唖李栖よりも年上っぽくて。
「誰。アンタ」
輪廻は相変わらずで、雰囲気も変わらない。
「不二裕太だ。それより、そいつ倒れてるじゃん。もう止めてやれよ」
裕太は倒れている男を見ながら言う。
「コイツが言ったんだよ。10game出来るって。それとも、アンタが私の相手する??」
輪廻が笑いながら言えば、裕太は息を吸う。
「あぁ。やってやる」
2人の出会い。
最初は、敵同士だったのに。
裕太のテニスってさ、凄く楽しいんだ。
「さァ、暴れるよ。僕の錠に鍵が入ったんだから」
——————— スイッチを押す方が、悪いんですよ?? ———————
『コノコウゲキテキナテニスヲミテ、キライニナッテ』
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