二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.28 )
日時: 2010/02/15 22:35
名前: うっさー ◆/bzwarKBcE (ID: 3L0NyJ0C)
参照: リンネ。ボクタチハズットイッショダヨ。ダッテ、フタゴダモン。


*+番外編+*『やっぱり、気持ちが第一だよね』


まぁ、り、そらと跡部は車で氷帝までやってきた。

因みに、那紅埜が唖李栖にだけは言っておいたらしい。

跡部の後ろからそらが歩いてるときだった。

「キャ—————!!!! 跡部様ぁぁぁぁぁぁ」

黄色い声援が送られてきたのだ。
もちろん、跡部は平然な顔をしている。

「なんや、跡部。今日は新しい人を連れて歩いとるんか??」
忍足が笑顔で跡部に歩み寄った。
「あぁ、コイツのことか。1日だけの臨時執事だ」
跡部が言うと、そらはペコッと腰を曲げる。

「忍足さんですね。俺は空城そらです」
ニコッと営業スマイルをすれば、周りから『キャー!!』という声が。
「自分、こないな大変な日によぉ来たな」
ニヤニヤする忍足の意味がよく分からないそらであった。

***[教室にて]

「こ、これは… 何というか」

そらの第一声がこれである。

まぁ、机に溢れんばかりのチョコがあるのだから当然な反応であって。

「おい、そら」
跡部が言えば、そらは「何でしょうか??」という。
「お前はこれを生徒会室に運んでおけ。今日はそこに居てもらうからな」
無表情なままで跡部が言えば、そらは「はい」と笑って。

「でも、景吾さまは何処へ??」
そらが聞けば、フッと跡部は笑う。
「俺様はテニスコートに居る」
それだけを言い残して跡部は去って行った。

そらは。

紙袋にとても丁寧にチョコを入れていく。

そして、3階にある生徒会室に持って行った。

「うわぁ。此処に居て良いんだ」

まぁ、思わず呟いてしまっていて。

とても広かったのだ。それに、窓からテニスコートが見える。

そう思ってたときだった。

怪しい男が門の前に立って、そのまま入ってくる。

まぁ、ポケットに手を突っ込んでいて。

「あれは、ナイフが入ってるんだろうなー…」

ボソッとそらは呟く。

そして、階段を降り2階に来たときだった。





「キャ———————!!!!」





悲鳴だった。確実に。窓を見れば、一人の女の子を人質にとっている不審者。












「あぁー… 1日だけなのに、すんごく大変そうだな、俺」