二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.447 )
日時: 2010/03/28 21:08
名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: HnQQx7lG)
参照: ヤクソクナンダ。ダカラ、マモリツヅケル。


*+第百七十六話+*


関東大会決勝戦。

ダブルス2は桃城、海堂ペアvs丸井、桑原ペア。
桃城、海堂は攻めていたが、鉄壁に適わなかった。
試合の結果は、7-5で青学の負け。
だけど、少し桃城達は嬉しそうな表情。

ダブルス1は大石、菊丸ペアvs仁王、柳生ペア。
仁王と柳生の変装に苦戦するものの、2人の調子が上がる。
しかし、試合の結果は6-4で青学の負け。

シングルス3は乾vs柳。
昔のダブルスペア対決で、会場も盛り上がる。
柳にデータを教えてもらった乾は敵わないと言われ、過去を凌駕した。
そして、試合の結果は7-6で青学の勝利。

***

「零、お前の出番だぞ」
桃城が茶化すように、零に向かって笑いかける。
「負けるなよー!!」
菊丸が笑って言えば、零は背を向けて手を振った。

「大丈夫っすよ、真田副部長。次の試合、15分で終わらせますから」
切原はコートを見ながら言う。
「急いでるんですか??」
ニコッと笑いかける、零。左手にはラケット。

「お前が対戦相手かよ」
赤也が零を見ながら言えば、零は頷く。
「急いでるトコ悪いんだけど、15分じゃぁ終わらないですよ」
零はクスクス笑いながら相手に言う。

「は?? 何、言ってんの。お前」
赤也の冷たい視線が零に刺さる。
「15分間、ラリーしようよ。あ、でも、僕が点を取っても良いかもね」
本人そっちのけで零は話を進めていた。

「アンタじゃぁ、僕を15分も持たせることができるのかな??」
嘲笑うような笑みを浮かべる零。
「お前、潰してやるよ」
赤也は舌なめずりをして、相手を睨み付けた。



































































「ねェ、切原さん」






















































































零はコートに入ると、パーカーの帽子を被る。








































































































「僕を、楽しませて下さいね??」