二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.49 )
日時: 2010/02/20 22:04
名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: 3L0NyJ0C)
参照: アリス。ヒトノ、キモチッテ、サ、ウツリカワリガ、ハヤイノ、カナ。


*+第百四十一話+*


「お前にぶっ飛ばされるほど弱かねーよ」

跡部が笑いながら言えば、輪廻は無表情。

「あっそ」

素っ気無い言葉を残すと、歩き出していて。

「え?! ちょっ、輪廻ッ!!」

唖李栖が叫ぶと、輪廻は「何」と呟き。

「あー… 今度さ、青春学園と試合するんだ」

ニコッと言ってから、唖李栖は自分がバカなことに気が付いた。

「知ってるよ」

そう言って、唖李栖達の方を見れば、勝気な笑み。














「私をなめない方が良いよ、唖李栖」










何で知ってるかと言うと、青学のテニス部員だから。





「唖李栖」





そう言うと、口をパクパク動かしてニコッと笑う。





「じゃぁね」




手を振るってるのは、唖李栖のためだけだろう。



「今、何て言ってたんや??」

忍足が聞けば、唖李栖は半ば慌てて「分かりません」と答える。

「でも、」

そこで区切れば、輪廻の行った道を見て。






「勝利宣言、でしょうね」


















『唖李栖、負けないから』










それは。












青春学園の篠鞍 零から、



氷帝学園の暁野宮 唖李栖への宣誓布告。