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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.51 )
- 日時: 2010/02/20 23:56
- 名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: 3L0NyJ0C)
- 参照: キミノコエガイトシイ。イマスグ、アイタインダ。アッテ、ハナシタイ。
*+第百四十三話+*
***[何日か後の輪廻宅]
「ストリートテニス場に行ってみるか」
零は輪廻になると、ストリートテニス場に向かった。
***
黒髪が風になびく。
少女はテニスバッグを肩にかけ、ピンク色のスカートを着ている。
その下には、レギンス。
上の服は水色のパーカーを着て、中は見えない。
階段を上がりきると、ため息を付く。
「あー… 氷帝も居るじゃん」
輪廻は呟くと、自分の弟が居ることに気付いた。
「随分と楽しそうだな、桃城よ」
向こうの見学側の階段で真ん中に居る男が言う。
「お前ら出来てんのか??」
笑いながら、その男は桃城と杏に言った。
(氷帝学園の跡部さんかよ)
桃城は心の中で思いながら、声には出さない。
「どーも」
変わらない表情で相手に言った。
「都大会では兄貴にまんまとやられたぜ、杏ちゃんよ」
フッと笑いながら、跡部が言う。
「気安く呼ばないでよ!!」
杏は相手を睨み付けながら叫んだ。
「関東大会では全員、正レギュラーで臨ませてもらう。2度とあんな間違いはない」
相手を見下すように跡部は言う。
「ムカつく!!」
少し横を向くと、杏は呟いた。
「おい、跡部!! ホンマに青学のレギュラーなん?? 大したことなさそうやん」
伊達メガネをかけた男、忍足が跡部に聞く。
「大したことないに決まってるって。こんな所で遊んでるんだからよ」
滝が笑みを浮かべながら、忍足に向かって言う。
「あぁ?? 上等じゃねーか。コートに入れよ」
桃城は氷帝の人達を睨み付ける。
「悪いけど、俺たちダブルス専門」
向日は自分を指差しながら言った。
「お前、その子と組んでやる??」
忍足が言えば、杏と桃城は顔を見合す。
そんな時だった。
「んじゃぁさ、私と組みません?? 勝利って言うものの保証付きで」
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