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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.878 )
- 日時: 2010/05/30 21:23
- 名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: HnQQx7lG)
- 参照: ダーイスキ!! ソレハ、ズットズットナンダヨ??
*+第二百三十二話+*
「にしてもお前、よく知ってるな。氷帝の保健室の場所」
岳人は彼を見ながら、関心中。
岳人達の後ろのカーテンは閉まっていて、輪廻と那紅埜の治療中。
目の前には、彼。
「クスッ。酷いなァ…」
最後のほうは、誰にも聞こえないぐらいの小さい声。
「おい、言ったらどうだ」
カーテンが開いたのと同時に、輪廻は彼に向かって言う。
「なァ、
唖李栖———————————………??」
輪廻の言葉で、レギュラー陣は“彼”を見つめる。
「僕、君に名前呼ばれたくないんだけど」
パーカーの帽子を取りながら、唖李栖は輪廻に言う。
「凄い嫌われようだねー。まぁ、別に構わないけど」
輪廻はポケットから棒の飴を取り出す。
「あ、そうだ。“アレ”此処に居る人達にも教えるから」
輪廻が無表情のままで言えば、唖李栖の目は大きく見開かれた。
「輪廻はなんて言ってるんだ」
唖李栖の問いに、輪廻は「う〜ん」と唸る。
「私がこっちに出てきたんだ。言われる覚悟ぐらい、持ってる筈だ」
ぺロッと飴を小さく舐めた。
「なら、僕が「駄目だ」」
唖李栖の言葉を遮るのは、輪廻。
「私が話す。お前は、校門で待ってろ。その時には、入れ替わってる筈だから」
輪廻の言葉に唖李栖が反論しようとする。だが、
「出て行け。お前が居ると、邪魔で話せない。…、2度も言わせるなよ??」
唖李栖は苦い顔をすると、部屋から出て行った。
「さて、何を聞きたいのかな。答えられる範囲で答えてやるよ」
今、輪廻達の過去が、明らかになる——————……。
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