二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *+改×24+* ●テニスの王子様 and テニスのお姫様○ ( No.986 )
- 日時: 2010/08/20 22:58
- 名前: うっさー ◆8.9xsVkhDE (ID: HnQQx7lG)
- 参照: 嗚呼、また戻ってきた。この青い空の下に。…紅い想いを抱き。
*+第二百六十五話+*
「着いた、着いたー」
んー、と背筋を伸ばしながら、輪廻は言う。
横にはキャリーバッグ。
「ごめんね、私の所為で、便何本も乗り遅れちゃって」
しょぼん、と言う効果音を纏い中の那紅埜が言う。
「気にしないでよ。お陰で、那紅埜ン所の飛行機乗れたんだから」
ニィ、と輪廻は那紅埜の右肩に左肘を置く。
「それに、凄く速かったから、間に合ったしね。ありがと、那紅埜ちゃん」
ニコッと、銀花も笑った。
「いえ」
少しだけ、頬を緩ませる那紅埜。
「ほら、唖李栖。何か、アンタも言いなさいよ」
輪廻が話を振るものの、唖李栖は違う方向を見ていて、聞こえていない。
「唖李栖っ!!」
そう急に言われれば、ビクッと肩を揺らす唖李栖。
「な、何??」
無理に笑ってるのが分かる顔。
「……、なんでもない。そろそろ行こうと思っただけ」
輪廻は明らかに、機嫌が悪くなった。
「じゃぁ、行こうか。もう、試合やってるかな」
那紅埜は携帯を取り出して、時間を見る。
「んー、開会式終わったんじゃないかな。銀花が1年の時、そうだったから」
銀色の髪を揺らしながら、画面を覗き込む。
「じゃぁ、行こうっか」
ニコッとさっきと打って変わった、輪廻の表情。
「そうだね」
唖李栖も同じように微笑んだ。
だけど、目が合うことはなかった。
もう、進んでいた。
彼女の“紅い誓い”が。
“会うのが、怖くない、なんて言ったら嘘になる。
だけど、会わなきゃいけない気がするんだ……”
もう、貴方達の知っている私は、消えた。
***
はい、ごめんんさいぃぃぃぃぃぃ!!!
もう、全国編は新しいの建てるって言ったから、これで完結になります、はい。
……、ぶっ飛ばしてください。
えっとー、はい←
これから、建たせてきますvv
此処はロックしないので、此処にもコメント募集ですvv
ではでは、第二章でまた会いましょう…。
***[予告…??]
“ねェ、零。此処では、あの“約束”有効だよ…?? あれ、なァんで、そんなに驚いてるの??”
“銀花。俺は、今でも…”
“銀花はダイジョーブ!! ほら、零も頑張って!!”
“ふぅん。あの餓鬼もめんどいコトしてくれたわね”
“みんなっ!! すご、くっ、かっこ、良かったっ!!”
“なァ、輪廻。こいつ等、潰して良い??”
“見ィつけたァ!! みんなに怪我させた奴ら!!”
“笑わせないで下さいよ。僕が“仲間”なんてモノ信じると思いますか??”
紅いうさぎ。もう、何処にも動けない。