二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: *始まりはココから*【REBORN!】 ( No.10 )
日時: 2010/02/06 19:52
名前: 璃亜 (ID: HpE/sQXo)

*標的1*【グッバイ学校!】

それは、良く澄んだ青空の下で走っていた時のことだった…。

『ひら…』

「?」

なんか落ちてきた。これは…花?なんていう名前だろ?


私、仲月未歩はいつものように遅刻しそうになりあわてて登校していた。
そんな時、それを邪魔するかのように一輪の花が落ちてきた。
しかも、ちょうど頭の上に。

「なんだこれ?可愛いじゃん♪よし持っていこーっと!」

なんか…今日は良いことありそうじゃん♪

私は、遅刻しそうなのを忘れてスキップしながら学校へと向かった。

−高校−

『キーンコー…『ガラッ!』ン』

「セーフッ!」

「おはよwww未歩!でも遅刻ギリギリだね…」

「ま♪でも間に合ったんじゃん!先生来てない—…」

ぐるっと周りを見渡しながら言う…あ、先生居たわ。

「仲月さん!!あなたは何回言えば—…!!」

うわ、また怒鳴られる—…

「(ハッ!!」

「?」

いつものように説教しそうになった先生は言葉を止め、
急にハッとしたような顔になった。

そして…震えるような声で

「あなた…それ————————!!」

と震える指でさっき拾った花を指さしながら言った。

教室も急に『しぃん』と静かになる…
なんで急に?







すると、私の友達のある女子が口を開いた。

「…それ、どこで拾ったの?まさか未歩—ッ!?」

バッと、私の髪をよかし首筋を見られた。え?何?

「—っ!!やっぱり…未歩…」

え?え?;やっぱりって…?

友達は『すぅ』と息を吸い、何か決意したように口を開いた。

「良い?よく聞いてね?」

コクン…と私は頷く。

「あのね?未歩の首筋にあるあざ…胡蝶蘭の模様はマフィアの証…つまり未歩はマフィアなの!」

「うんうん………………………………ってえぇ!?」

私がマフィア!?マフィンじゃなくて!?
てか、この花『胡蝶蘭』っつんだ!!

「それで…その胡蝶蘭が来たってことは…もうすぐ迎えが来るってことで—…」

その時、勢いよく教室のドアが開いた。

   「「「「「「「「「「「「お久しぶりです!!綱吉様!!!」」」」」」」」」」」」

え?どうしちゃったの??皆…
いきなり誰か入ってくるなり頭下げちゃって…

そう、皆はその誰かが入ってくるなり一斉に頭を下げた。

どんなお偉い方やねん



ん?ちょい待ち?さっき綱吉って言葉が聞こえたような…

私は、ツナかどうか確認するため皆が頭下げてる方を向いた。






あぁ…やっぱり……




なんでツナがココにぃ!?皆に頭下げられてるし!!

確かにツナは、昔ここら辺…並盛に住んでたけど
てか、私ん家の近所で幼馴染みで小さい頃良く遊んだけどォ!!!だからって、何!?何をどーしたら、そんな偉くなれるのかのな!?
昔君は一般人だったよね…?
ハッ!もしかして昔ダメツナって良く茶化してたからその腹いせに私が通ってる学校を支配しに!?

「ごめんなさいぃぃぃ!!!もうしないから帰って— ——!!」

「何言ってんの?未歩。
 俺が来るなり帰ってなんて叫んでくれちゃって(黒笑」

あれ?なんか黒くない?
てゆうか…カッコイイヨ!?///

そう、昔とは比べ物にならないくらいカッコ良くなってる…背もいつの間にか私を追い抜かして…
今は、私が見上げてる…。
でも、なぜにスーツ?お前はサラリーマンデスか?

「じゃあ、行こうか。」

「へ?」

「何言ってんの?俺が『お迎え』だよ?荷物は持ってきてんの?」

は?んな持ってきてるわけないじゃん。
てか、お迎えってどうゆうことォオ!?

「持ってきてないよ!!てかお迎えってツナだったんかい!」

「は?知らなかったの?
 …はぁ、じゃあとりあえず、もうこの学校には…ていうか日本には来ないと思うからそれを考えて荷物まとめて。今からお前ん家行くから。
 一人暮らしだし問題ないだろ?」

「はぁ!?いきなり来るなり何言ってんの!?」

「分かった?(黒笑」

う”…んなどす黒いオーラだされたら…

「はい…」

ハイしか言えないじゃん!

私はツナに連れられて立派な車に乗ると
自分の家へ向かった…

グッバイ学校!!!(うぅ