二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: RUCKY☆彡【REBORN!】 ( No.54 )
- 日時: 2010/02/27 21:44
- 名前: 璃亜 (ID: zWNcrB5L)
*標的5*【着きました!】
「着いたぁ〜!」
約二時間、歩いて歩いて歩き続けて…
やっと到着!!
でもさ…今思ったんだけど車で来た方が良くなかった?
金持ちだし、それくらいどうってことないんじゃ…
「どうでもよくねえぞ」
…ん?あれ??
さっき私… 声に出してたっけ?
「いや、読心術だぞ。」
え、
「ええええええええええええええええええええ!!!」
「うるせえぞ」
「な、だっ、読心術って!!」
んなあほな—!
「まぁ、後で詳しいことは話してやる。今は黙ってついてこい。」
「うぃ」『ジャキ』
「はい!分かりました!!」
いくらなんでも酷くない!?
ちょっとふざけて「うぃ」って言っただけだよ!?
「古い」
そっちかぁ——————————————————!
「何やってんだよ、未歩もリボーンも」
「ツナがまともに見えるのは気のせいでしょうか?」
「なにふざけてんの?殺すよ☆(黒笑」
「すいませんでしたぁぁぁぁぁぁあ!!」
冗談きかねぇなぁ!!こいつら!!!
もめてるうちに、いつの間にかアジトの中へ。
アジトらしき建物はシンプルで広かった。
イメージしてたのと大分違かったな〜
「未歩の部屋はここだよ」
ツナがそう言ってある部屋のドアを開ける。
「おお…」
そこはタンスとベットとテーブルが置かれた広い部屋。
すご…っ、前住んでた部屋の三倍はあるよ。
「ここは自由に使っていいから」
「え!いいの!!じゃ遠慮なく〜」
ベットに思い切り倒れこむ、あー眠。
「と、その前に大事な話があるんだけど」
「なに?」
ベットの上に軽く座り直す。
ツナの顔を見て、少し動揺した。
だって、すごく真剣で深刻そうな顔をしていたから、
きっと本当に大事な話なんだ…
そう私は思った。
「時間がないから単刀直入に言う。
実は俺はマフィアなんだ。」
「あ、それなら知ってる友達から聞いた。」
「…そうなのか、じゃあ他のことも全部話す。聞いてくれるな?」
「うん」と頷き、私はツナからヴァリアー戦の時までのことをすべて聞いた。
ボンゴレのこと…
骸達のこと…
リングのこと…
守護者のこと…そして
ツナが巨大マフィアのボスのことを。
「…そっかー。いろいろと大変だったんだね」
「私にも言ってくれればよかったのに」
苦笑いで嫌なことを言ってしまった。
きっと、ツナは私たちを巻き込まないようにしてくれたんだろうね。うん。
「…それから、未歩に協力してもらいたいことがあるんだ。」
「?」
「さっき、落としたペンダントがあっただろ?それ、
実はun hioreファミリーっていうマフィアのボスの証なんだ。」
「え!?」
「で…お前が持ってるってことは、
お前がボスになったっていうことで…「ちょ!まって!いきなりそんなこと言われても!!それに…」
「お母さんは?家を出ていったのってもしかして」
「…そうだ、未歩のお母さんは自分の娘を戦いに巻き込まないために未歩を突き放したんだ。」
「…」
何も…イエナイ。
どうして?私を突き放して死んじゃうくらいなら
「いっそのこと、私もお母さんと一緒に逝きたかったよ…」
涙が…止まらない。
ゴメンね。お母さん。
私、何にも知らないのに
お母さんが出て行ってしまった。あの日から
ずっとお母さんを憎み続けてた。
ごめん…ごめんね、おかあさん…。
そこで私は、意識が遠くなっていくのを感じた。